脳動脈瘤外来
MRI検査で脳動脈瘤の異常を指摘され、手術をするかどうかお悩みではないでしょうか。
当院ではそのような患者さんの診察に『藤中俊之』医師が対応いたします。
『藤中俊之』医師は、大阪大学医学部の臨床教授、国立病院機構大阪医療センター脳神経外科で勤務し、『脳動脈瘤』治療で数多くの実績を積む医師です。
脳動脈瘤は頭部にコブのような形状が現れることがあります。
脳動脈瘤は脳動脈の血管壁が薄くなりもろくなることで、膨らんだ部分に血液が入り込みコブのような形状が発生します。
そのコブのことを『脳動脈瘤』といいます。
症状が発生する原因は現代医療では解明できていませんが、高血圧、喫煙、遺伝などが関連しているのではないかと考えられています。
脳動脈瘤が破裂すると『くも膜下出血』となります。
動脈瘤のよくある症状
- ●『破裂脳動脈瘤』のよくある症状
- 脳動脈瘤破裂の際の典型的な症状として、所謂『経験したことがないような激しい頭痛』があります。
他によくある症状として下記のような症状がみられます。
- 吐き気・嘔吐
- 頸部のこわばり・痛み
- 目のかすみ・複視
- 眼の上の痛み
- 目の奥の痛み
- 瞳孔の散大
- 光に対して過敏になる
- 感覚の消失
- 意識の消失
- など
- ●『未破裂脳動脈瘤』のよくある症状
- 脳動脈瘤が破裂するまでは殆どの方が全く症状がありません。
その一方、未破裂脳動脈瘤を持っている方の40%前後の方は下記の症状を経験することがあります。
- 視野の辺縁が見えずらい
- 物事を考える際、困難を感じる
- 言葉が話しにくい
- 知覚異常
- 突然の行動変化
- 平衡感覚・手足を上下に動かすことの不調
- 集中力減少
- 出来事を記憶することが難しくなる
- 疲労感・倦怠感が強くなる
上記の症状は他の病気の場合でも起こりうるものです。そのため脳動脈瘤の症状と他の病気による症状を見分けることが難しいケースが多いです。
破裂後、破裂前であっても、臨床的に脳動脈瘤が疑われた場合にはその診断を確定する目的で検索をする必要があります。
脳動脈瘤の検査
- MRI検査で脳動脈瘤を発見することができます。
脳動脈瘤専門外来日程
『いわた脳神経外科クリニック』では脳動脈瘤専門外来を下記日程で行っております。
担当の『藤中俊之』医師は、大阪大学医学部の臨床教授、国立病院機構大阪医療センター脳神経外科で勤務し、『脳動脈瘤』治療で数多くの実績を積む医師です。
- ●曜日・時間
- ・月曜日
- ・16:00~19:00
担当『藤中俊之』医師のご紹介
藤中 俊之(ふじなか としゆき)
・月曜:16:00〜19:00
資格・所属学会
- 日本脳神経外科学会専門医
- 日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
- 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
- 日本脳卒中の外科学会技術認定指導医
略 歴
平成4年 3月 | 大阪大学医学部医学科 卒業 |
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平成9年 4月 | 大阪大学大学院医学系研究科博士課程 |
平成14年 4月 | 大阪大学医学部附属病院 医員(脳神経外科) |
平成14年 10月 | 大阪大学医学部脳神経外科 助手 |
平成20年 4月 | 大阪大学大学院医学系研究科 助教(脳神経外科学) |
平成26年 4月 | 大阪大学医学部附属病院脳卒中センター 副センター長 |
平成27年 1月 | 大阪医療センター脳神経外科 科長 |
平成28年 4月 | 大阪大学医学部 臨床教授(兼任) |