失行症
いつもできていた行動がうまくできなくなることをいいます。身体に麻痺などがなく、指示された内容がわかっており、やろうという意欲もあるのに、できない、という特徴があります。指示された動作を誤って行ったり、道具をうまく使えなかったりします。
日常での現れ方
- フォークを逆さまに持ち、食べる
- 着替える方法がわからず混乱してしまう
- 歯ブラシの使用方法がわからず、唇をブラッシングする
- 図形をうまく描けない
対応のヒント
- できない動作について、何ができて、どのような段階が困難なのかを見つける
- 段階ごとに動作を分ける
- 複雑な動作を簡単な動作に置き換える
- 難しすぎるものは避ける
- 歯を磨く等の日常的な事が困難な場合
介助者が手を添えるなどして誘導し、再獲得をめざす
- 簡潔に声かけする
- 物の置く位置をわかりやすくする
- 物を簡単に使えるように目印をつける
例:ズボンの前後がわかるように目印を付ける
- できた事を褒め、ゆっくりと関わる
- 「ダメ」「してはいけない」などの禁止語はなるべく使わないようにする
監修・運営医師のご紹介
- いわた脳神経外科クリニック 院長 岩田 亮一
- 医師・医学博士/日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医/日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医/日本頭痛学会認定 頭痛専門医
(日本脳卒中学会・日本認知症学会 所属)
脳外科医として関西医大で14年間勤務。大学時代は、脳腫瘍や脳卒中の手術治療や研究を精力的に行ってきました。
脳血管内治療(カテーテル治療)の専門医でもあり、くも膜下出血や脳動脈解離など「危険な頭痛」の鑑別・初期対応にも力を入れています。
即日MRI診断で手遅れになる前にスムーズな病診連携を行っています。MRIで異常がない頭痛であっても、ただの頭痛ではなく脳の病気であり治療が必要です。メタ認知で治す頭痛治療をモットーに頭痛からの卒業を目指しています。
院長の私自身も頭痛持ちですが、生活環境の整備やCGRP製剤による治療により克服し、毎日頭痛外来で100人以上の頭痛患者さんの診療を行っています。我慢しないでその頭痛一緒に治療しましょう。
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