頭痛、しびれ、眩暈、もの忘れ、MRI検査即日診断、全身がん検査(DWIBS)、子供の頭痛等に対応。京阪京橋駅から7分、おおさか東線からのアクセスも容易。

赤ちゃんの頭のかたち外来

赤ちゃんの頭のかたち外来

赤ちゃんの頭の形を矯正する頭蓋形状矯正ヘルメット baby band

絶壁頭や斜頭、赤ちゃんの頭の形はなぜゆがむの?

頭の形のゆがみの原因の多くは、位置的頭蓋変形症と呼ばれる外力による頭蓋変形です。 向き癖等によって頭の同一部位が圧迫され続けることで平らになりゆがみが生じます。多くは後頭部の変形で、後頭部の片側が平らになる斜頭症や後頭部の全体が平らになる短頭症があります。

位置的頭蓋変形症以外に赤ちゃんの頭がゆがむ原因として、頭蓋骨縫合早期癒合症という骨の病気があります。頭蓋骨縫合早期癒合症は、頭の骨が早期に癒合(くっつく)ことで骨の成長が阻害されて頭のゆがみが発生します。頭蓋骨縫合早期癒合症の場合、赤ちゃんの頭が歪むだけでなく、頭蓋が拡大しないことで脳の成長発達に影響が出る場合や顔面骨が変形することもあります。

ヘルメット治療の対象となるのは位置的頭蓋変形ですが、外見だけでは頭蓋骨縫合早期癒合と区別がつかない場合があります。その場合は、頭部レントゲンや頭部CT検査によって赤ちゃんの頭蓋骨縫合に癒合がないかを確認します。

病的要因による頭のゆがみについて

赤ちゃんの頭の骨は7つほどのピースに分かれていますが、頭蓋骨縫合早期癒合症は、この骨の一部が早期に癒合してしまう病気です。
出生児のうちの0.04~0.1%の割合で起こるといわれています。

病的要因による頭のゆがみについて

一般的に赤ちゃんの脳は生後半年までに出生時の2倍、2歳までに大人の90%の大きさになるといわれています。急速な脳の成長に対応できるよう赤ちゃんの頭蓋骨は7つの骨のピースに分かれており、骨と骨の繋ぎ目の部分を縫合線と呼びます。

縫合線が通常よりも早期に癒合してしまうと、頭蓋骨の拡大が起きずに、頭が歪んだ形になります。頭蓋骨縫合早期癒合症の程度によっては経過観察が可能な場合も多く、頭蓋骨の状態や発達度合いなどに明らかな異常がない場合には定期的に検査を行い、経過観察していきます。

しかし、頭蓋骨の形態異常が明らかである場合や、脳圧が高いことで脳に影響が出ると判断される場合は、手術を検討することになります。手術は頭蓋骨を切離し頭蓋容積の拡大を行う開頭手術や骨延長器という装置を留置する手術があります。

位置的頭蓋変形症のパターン

位置的頭蓋変形症のパターン

頭の形を治療するヘルメット治療とは?

ヘルメット治療とは、向き癖などによって絶壁頭や斜頭症といった頭のかたちが変形してしまった赤ちゃんに対し、ヘルメットを装着することで頭の形状を改善する治療法です。

頭の平らになった部分にヘルメットで空間をつくり、赤ちゃん自らの頭蓋成長を原動力として、平らな部分に成長を促します。

ヘルメットは、一人ひとりの頭蓋の形状に合わせてオーダーメイドで設計されており、1日23時間、6ヶ月前後にわたって装着を行います。

頭蓋形状矯正ヘルメット baby band
頭蓋形状矯正ヘルメット baby band

ヘルメット治療の原理

ヘルメットの構造

ヘルメット治療は、頭に圧力をかけて形を変形させるものではありません。

あくまでも赤ちゃん自らの頭蓋成長を原動力にしています。ヘルメットを装着することで頭の平らになっている部分に空間をつくり、逆に頭が早く成長している部分には成長を待機してもらいます。その結果、頭の成長とともに平らになっていた部分にも成長が追いつき、頭の形が整うのです。

ヘルメットは赤ちゃん一人ひとりの頭の形に合わせてオーダーメイドで設計されてます。

ヘルメットの構造

ヘルメットの構造

ヘルメット治療の流れ

① 来院
② 診察
③ 3D撮影
ヘルメットを作成するために、頭部形状の3Dスキャンを行います。 約2週間ほどで、オーダーメイドのヘルメットが完成します。
④ ヘルメット治療開始
医療機関にてヘルメットを装着し、使用方法・注意点等の説明を受けます。ヘルメットは1日23時間、月齢・重症度によって異なりますが約2〜6ヶ月間装着します。
⑤ 1か月おきの定期健診(経過観察)
治療開始後は、 約1ヶ月毎に医療機関へ通院し、3D画像を撮影・確認し、頭部・ヘルメットの状態を確認します。装着期間は専用のアプリを用いて記録を閲覧することができます。
⑥約5か月後、ヘルメット卒業

Before/After

Before/After

ヘルメット治療の注意点

ヘルメット治療の注意点

料金(記載料金は全て税込)

赤ちゃんの頭のゆがみに対する矯正ヘルメット治療は、全額自費診療になります。

※初診のみのご相談も受け付けております。

初診

初診料
3,300円
3D撮影料
1,100円

ヘルメット治療

ヘルメット作成料
37万円

治療開始後の1か月定期検診(2~6回)

再診料
1,100円
3D撮影料
1,100円

よくあるお問い合わせ

頭のゆがみ

Q)頭が歪んでいる気がします、自然に治るのでしょうか?
A)低月齢で頭のゆがみが軽度の場合には緩やかにゆがみが軽減されていくことがあります。しかしながら、低月齢で重度のゆがみがある場合には、首振りや寝返りが出来るようになる前に歪みが進行してしまうことがあります。重度のゆがみは、自然治癒が難しいという研究結果があります。
Q)なぜ頭は歪むのですか?
A)一般的な要因は寝ているときの向き癖によるものとされています。まれに(0.04~0.1%程度)病気で頭が歪んでいることがありますが、その場合には手術が必要となることもあります。
Q)斜頭症、短頭症、長頭症とはどういう意味ですか?
A)それぞれ、頭の形を表しています。斜頭症:頭を上から見たときに左右のどちらかが斜めに凹んでいるように見える頭の形です。短頭症:頭の横幅より奥行が短い頭の形です。長頭症:頭の横幅が狭く、奥行きが長い頭の形です。
Q)頭がゆがんでいると成長に影響を及ぼしますか?
A)整容、機能面で影響があるとされています。
Q)ヘルメット治療以外の治療法はありますか?
A)理学療法として、体位変換とタミータイム(腹ばい運動)があります。赤ちゃんの頭が同じ方向で圧を受けないように向きをかえてください。月齢が高くなると期待できる効果は薄くなるとされています。

治療前のお悩み

Q)ヘルメット治療の適用はどのような場合ですか?
A)病的なゆがみの疑いがなく、中等症以上と診断されたお子様が対象となります。短頭症に該当する方もヘルメット治療の対象になります。
Q)ヘルメットはどのようにして作るのですか?
A)3Dスキャナで計測された頭のデータを元に、お一人おひとりの頭の形状にあったヘルメットを設計し、3Dプリンターにて製造します。
Q)重度のゆがみの場合には保険適用になりますか?
A)ヘルメット治療は歪みの重症度に関わらず自費での診療となります。
Q)キャンセルはできますか?
A)オーダーメイド品ですので、お申込み後のキャンセルはできません。ご了承ください。
Q)1日の装着時間を教えてください
A)目標は23時間装着です。お風呂、ヘルメットのお手入れ、休憩は適宜行ってください。
Q)どのくらいの期間通院が必要ですか?
A)平均治療期間は6か月です。ベビーバンドの場合は、平均して3~4か月程度で治療終了となります。当院にて約1か月ごとに経過の確認を行います。先生とヘルメット治療の経過を共有するために装着時間記録アプリを活用しましょう。装着時間や装着時に起こったこと、思ったことなどをメモしてください。

その他、ご不明点がございましたら、当院公式LINEまでお問合せ下さいませ。

担当医師

医師写真

岩田 亮一

  • 脳神経外科専門医
  • トロント小児病院 留学
医師写真

大重 英行

  • 小児脳神経外科専門医
  • 脳神経外科専門医

ご予約

  • 当院はヘルメット治療ありきではありません。
  • お子さまの頭のゆがみが気になる場合は、お気軽にご相談ください。
  • ご希望に応じて、3D計測で頭のゆがみを数値で診断いたします。
  • 現状を正しく認識し最適な対処法を一緒に考えます。
「デジスマ診療」
WEB予約はこちら

赤ちゃんの頭の形についての情報をTikTokで発信しています

いわた脳神経外科クリニック 公式TikTok

〒536-0007 大阪市城東区成育2丁目13番27号
クリニックステーション野江 1-B

  • 日本頭痛協会認定施設
  • 日本救急医学会認定 大阪府済生会野江病院救急科専門医プログラム 研修連携施設
いわた脳神経外科クリニック周辺MAP

お気軽にお問い合わせください

06-6935-2335

FAX

06-6935-2336

駐車場6台あり

診療時間
 9:00~12:00
13:00~16:00
16:00~19:00

【脊椎・しびれ外来】
月曜(9:00~12:00) 木曜(13:00~19:00)

【動脈硬化外来】
月曜(14:30~19:00) 木曜(14:30~16:00/16:00~19:00)

休診日金曜午後、土曜午後、日曜、祝日

アクセスしやすく通院に大変便利です

当院は『京阪京橋』駅から『野江』駅まで1駅約2分の乗車で、徒歩も約4分程度の計7分で到着でき、大変通院しやすい立地にあります。
また『JR野江』駅も近く『大阪』駅からでもスムーズに来院いただけます。

頭痛に悩んでる場合は、どうぞお気軽に受診ください。

電車でのアクセス
  • 京阪本線

    『野江』駅・東側出入口から 徒歩約4分

    『関目』駅から 徒歩約9分

  • JRおおさか東線

    『JR野江』駅・東口から 徒歩約7分

  • 大阪メトロ

    ・谷町線
    『野江内代』駅・1番出入口から 徒歩約12分

    ・長堀鶴見緑地線・今里筋線
    『蒲生四丁目』駅・7番出入口から 徒歩約9分

    ・今里筋線
    『関目成育』駅・1番出入口から 徒歩約9分

大阪で頭痛のことなら『いわた脳神経外科クリニック』へご相談ください。

当院は頭痛薬として、片頭痛発作治療薬『エムガルティ』、片頭痛発作治療薬『アジョビ』、急性期治療薬『レイボー』、予防治療薬『アイモビーグ』等を使用しています。
頭痛でお悩みの方は、頭痛卒業を目指す頭痛専門外来を受診くださいませ。

最寄り駅は京阪本線『野江』駅・『関目』駅、JRおおさか東線『JR野江』駅、大阪メトロ谷町線『野江内代』駅、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線『蒲生四丁目』駅、大阪メトロ今里筋線『関目成育』駅と複数駅のご利用が可能です。
そのため大阪市の旭区、都島区、鶴見区、守口市などからのご来院も容易な場所に位置しております。『京橋』駅から電車と徒歩にて約10分でご来院いただける距離です。
MRI検査も即日検査可能な体制です。頭痛、痺れ、眩暈、もの忘れ、全身がん検査(ドゥイブス・DWIBS)、脳卒中の予防、子供の頭痛、生活習慣病など対応いたします。

即日対応可能なMRI検査や、頭痛卒業を目指す頭痛専門外来、全身のがん検査の対応ドゥイブス・DWIBSお子様の頭痛の診断、治療頭痛・めまい・ふらつき・痺れ・頭部外傷などの診断、治療物忘れ、認知症の診断、治療腰痛、頸部の痛みなどの脊椎疾患の診断、治療