
この記事で分かること
- 症状のない髄膜腫は、すぐに手術をするのではなく、まずMRIで経過を見ていくのが最初の選択肢とされています
- 大きくなるかどうかは一律ではなく、MRIでの見え方によって5年間で進行した割合が3%・28%・75%と分かれたと報告されています
- 経過観察でいちばん大切なのは「前回の画像と比べること」。年1回のMRIを5年間、その後は間隔を広げていくのが目安です
脳ドックの結果票に「髄膜腫(ずいまくしゅ)の疑い」と書かれていた。説明は「様子を見ましょう」だけだった。そのまま検索して、この記事にたどり着いた方が多いのではないかと思います。
「腫瘍」という言葉を見ると、どうしても最悪のことを考えてしまいます。ただ、髄膜腫は脳ドックで見つかる代表的な所見のひとつで、見つかった方の多くが手術に進むわけではありません。一方で、まったく何もしなくてよいわけでもなく、「どう見ていくか」に考え方があります。
この記事では、髄膜腫がどんな腫瘍なのか、脳ドックでどのくらい見つかるのか、大きくなりやすいのはどんなタイプか、そして経過観察をどう進めるのかを、欧州神経腫瘍学会(EANO)のガイドラインと国内外の研究報告をもとに整理します。
本記事は、診療ガイドラインや研究報告にもとづく一般的な医療情報です。髄膜腫は大きさ・場所・年齢・ほかの病気の有無によって方針が変わるため、ここでご紹介する内容がそのまま当てはまるとは限りません。診断・治療は、画像と症状をふまえて医師が判断します。
目次
他院の脳ドックで指摘された方も、画像を持って当院にご相談いただけます。
はじめて受診される方
1. 髄膜腫とはどんな腫瘍か
髄膜腫は、脳そのものではなく、脳を包んでいる膜(髄膜)から発生する腫瘍です。脳の中から広がっていくのではなく、脳の外側から、ゆっくりと脳を押すように育つのが特徴です。
頭の中にできる腫瘍のなかで、髄膜腫はもっとも多いタイプです。脳と神経系に原発する腫瘍のうち37.6%を占め、女性では男性の約2.3倍多いと報告されています(WHO分類のグレード1と2を合わせた数字/Goldbrunner et al. 2021)。そして、その大半は良性の性質をもつ腫瘍です。
「髄膜」とは
脳と背骨の中の神経は、3枚の膜で包まれて守られています。この膜をまとめて髄膜と呼びます。髄膜腫は、そのうちくも膜の細胞に由来すると考えられており、脳の実質(脳そのもの)から出る腫瘍とは区別されます。
ここでひとつ、知っておいていただきたいことがあります。MRIだけでついた診断は、正確には「髄膜腫と考えられる」という段階だということです。ガイドラインでも、髄膜腫の診断は画像によって「暫定的に」つけられるものであり、確定診断には手術で組織を採って調べることが必要だと整理されています(Goldbrunner et al. 2021)。
これは不安をあおるための話ではありません。逆です。症状がなく、画像の見え方も典型的であれば、確定診断のために手術をするのではなく、画像で経過を見ていくという考え方が成り立つ、ということです。ガイドラインも、とくに症状のない方やご高齢の方では、「経過を見ながら画像で追う」方針(watch-and-scan)で管理されうると明記しています(Goldbrunner et al. 2021)。
なお、頭の中の腫瘍全般で出る症状については、脳腫瘍の初期症状と物忘れの注意サインの記事でも解説しています。
2. 脳ドックで見つかる頻度
症状がないまま、検査でたまたま見つかる髄膜腫は「偶発的に発見された髄膜腫」と呼ばれます。ガイドラインは、一般の方の脳MRIで0.9〜1.0%に見つかるとしています(Goldbrunner et al. 2021)。
この数字は、調べた集団の年齢によって変わります。オランダで行われた大規模な住民調査では、平均64.9歳の5,800人に脳MRIを行い、髄膜腫が143人(2.5%)に見つかりました。偶発的な所見全体では549人(9.5%)で、髄膜腫はもっとも多い偶発所見でした(Bos et al. 2016)。同じ研究グループの以前の報告でも、良性腫瘍は2,000人中1.6%に見つかり、その多くが髄膜腫でした(Vernooij et al. 2007)。
つまり、年齢が上がるほど見つかる人は増えます。決してまれな所見ではなく、脳ドックを受ける年代の方では「よくある所見」といったほうが実情に近いものです。
もうひとつ、知っておくと安心できるデータがあります。先ほどのオランダの調査では、偶発所見のために専門医へ紹介されたのは188人でした。そのうち144人(76.6%)は、経過観察の方針となるか、最初の受診で通院を終えています。また、紹介されなかった、あるいは紹介されても治療しなかった髄膜腫の大部分は、追跡期間中に大きさが変わらなかったと報告されています(Bos et al. 2016)。
見つかった=手術、ではありません
脳ドックで髄膜腫を指摘されたとき、最初に決めるのは「手術をするかどうか」ではなく、「どのくらいの間隔で、どこで見ていくか」です。結果票を持って一度受診し、方針を決めておくことが、いちばん現実的な一歩になります。
結果票とお手元の画像を拝見して、次に撮る時期までご相談いただけます。
はじめて受診される方
3. 大きくなりやすい髄膜腫
「このまま大きくなっていくのでしょうか」。これが、いちばん多いご質問です。答えは「一部は大きくなり、一部は変わらない。そして、どちらになりやすいかはMRIの見え方からある程度推測できる」です。
44%で大きくなった、という報告
手術をせずに経過を見た244人・273個の髄膜腫を追った研究では、平均3.8年の経過で、最大径が2mm以上大きくなったものが120個(44.0%)ありました。大きくなることに関連していたのは、60歳以下・石灰化がない・MRIのT2という撮り方で白く(高信号に)見える・周囲に浮腫があるという特徴でした(Oya et al. 2011)。
この研究には、もうひとつ重要な指摘があります。同じ腫瘍を体積で測り直すと、大きくなっていたものは74.0%にのぼりました。直径で測るか体積で測るかで、「増大」と判定される数が変わるのです。著者らは、体積の測定のほうが増大をとらえやすいと結論しています(Oya et al. 2011)。測り方をそろえて比べることが大切だという話につながります。
画像の特徴で見通しが分かれる
より新しい研究では、症状のない髄膜腫441人・459個を中央値55か月(約4年7か月)追跡し、MRIの見え方から見通しを予測するモデルがつくられました(Islim et al. 2020)。使われたのは次の4つです。
- 腫瘍の体積が大きいこと
- T2という撮り方で白く(高信号に)見えること
- 腫瘍の周囲に信号の変化(浮腫など)があること
- 重要な血管や神経に近い場所にあること
これらの組み合わせで低・中・高の3グループに分けると、5年間で「進行」した割合は次のように分かれました。
| グループ | 5年間で進行 |
|---|---|
| リスクが低いと判定された方 | 3% |
| 中間と判定された方 | 28% |
| リスクが高いと判定された方 | 75% |
ここでの「進行」は、単に大きくなったことだけを指しません。症状が出ること・腫瘍が大きくなること・手術で治せる時期を逃してしまうこと・髄膜腫が原因で亡くなることを、まとめて数えた指標です(Islim et al. 2020)。数字の意味を正しく受け取るために、ここは大切なところです。
そして、この研究でもうひとつ分かったのが、診断から5年を過ぎると、どのグループでも進行のリスクが横ばいになったことです(Islim et al. 2020)。次の章で出てくる「5年を区切りに間隔を広げる」という考え方は、こうしたデータと方向が一致しています。
結果票の言葉を、そのまま持ってきてください
「T2で高信号」「浮腫あり」「石灰化あり」といった記載は、見通しを考えるうえで意味のある情報です。ご自身で判断する必要はありません。結果票と画像をお持ちいただければ、そこから読み取れる範囲をご説明します。
4. 経過観察の進め方
ガイドラインは、髄膜腫が疑われる場合やWHO分類で最も良性の型(グレード1)の場合、年1回のMRIを5年間行い、その後は間隔を2倍に広げてよいという考え方を示しています(Goldbrunner et al. 2021)。
「5年で終わり」ではなく、「5年を過ぎたら、たとえば2年に1回にしていく」という進め方です。前章のデータ(5年を過ぎるとリスクが横ばいになる)と合わせて読むと、意味がつかみやすいと思います。
ただし、これはあくまで目安です。実際の間隔は、腫瘍の大きさや場所、画像の見え方、年齢によって変わります。最初の1回だけ短い間隔(数か月後)で撮って、大きくなる速さを確かめるという進め方をとる施設もあります。すでに担当の先生から間隔の指示を受けている場合は、その指示に従ってください。
経過観察の本体は「前回の画像と比べること」
ここが、いちばんお伝えしたいところです。経過観察とは、新しい画像を撮ることではなく、前回の画像と並べて比べることです。前の画像がなければ、今回の1枚から言えるのは「今このくらいの大きさである」だけで、大きくなっているかどうかは判断できません。
前章のとおり、直径で測るか体積で測るかによって「増大」の判定は変わります(Oya et al. 2011)。だからこそ、できるだけ同じ条件で撮り、同じ見方で比べることに意味があります。
受診のときにお持ちいただきたいもの
- 脳ドックの結果票・報告書(所見の文章がそのまま役に立ちます)
- 画像のCD-ROM(他院で撮られたものでかまいません。当院で取り込んで比較できます)
- お薬手帳、これまでに受けた検査の記録
「様子を見ましょう」と言われたまま何年も経ってしまう方が、少なくありません。経過観察は放置ではなく、次に撮る時期を決めておくことで初めて成り立ちます。次の検査の予定が決まっていない場合は、そこを決めるためだけでも受診の価値があります。
脳ドックで指摘された所見全般の考え方は、脳ドックで異常が見つかったときの対応の記事でもまとめています。
次のMRIの時期を決めておきたい方も、お気軽にご相談ください。
はじめて受診される方
5. 治療を考えるとき
ガイドラインの考え方はシンプルです。治療が検討されるのは、髄膜腫が症状を出しているとき、または大きくなっているときです(Goldbrunner et al. 2021)。逆に言えば、症状がなく大きさも変わらない髄膜腫は、経過を見ていく対象になります。
受診の相談をしたい症状
髄膜腫は場所によって出る症状が変わります。次のような変化に気づいたときは、次回の予定を待たずにご相談ください。
| 気づくきっかけ | たとえばこんな変化 |
|---|---|
| 手足の動き | 片側の手足に力が入りにくい、つまずきやすくなった |
| 目 | 視力が落ちてきた、見える範囲が狭くなった、物が二重に見える |
| けいれん | 手足や顔がひとりでにピクピクする、意識が途切れる |
| ことば・性格 | ことばが出にくい、意欲が落ちた、周囲から性格が変わったと言われる |
| 頭痛・吐き気 | 今までとちがう頭痛が続く、朝方の頭痛や吐き気がある |
治療の選択肢
治療が必要と判断された場合、中心になるのは手術です。ガイドラインでは、腫瘍が付着している硬膜も含めて完全に切除できれば、多くの場合それで治療が完結すると整理されています。手術が難しい場合や再発した場合には、放射線を1回ないし数回で集中的に当てる治療(定位放射線治療)や、回数を分けて当てる放射線治療が用いられます(Goldbrunner et al. 2021)。
ここで、はっきりお伝えしておきたいことがあります。髄膜腫を小さくするための薬物療法は、標準的な治療として確立していません。ガイドラインは、薬による治療はいずれも実験的な段階であり、標準となる全身薬物療法は定められていないと明記しています(Goldbrunner et al. 2021)。「飲むだけで腫瘍が小さくなる」という趣旨の情報を見かけたときは、この点を思い出してください。
「どこまで調べるか」も相談で決めます
前章で紹介した研究では、年齢とほかの病気の負担が大きい方(たとえば腎臓の病気をお持ちの80代の方)は、5年のあいだに髄膜腫の治療を受けるより、ほかの原因で亡くなる可能性のほうがはるかに高いと報告されました。著者らは、リスクが低い方やご高齢で併存疾患のある方に対して、厳重な検査を繰り返す利益は小さいと結論しています(Islim et al. 2020)。
検査は多ければよいものではありません。年齢・体の状態・ご本人の希望を含めて、どこまで調べるかを一緒に決めていくことになります。
6. 当院での対応
いわた脳神経外科クリニックは、大阪市城東区・京阪本線「野江」駅から徒歩約4分の脳神経外科クリニックです。月曜から木曜は昼休みを設けない通し診療(9:00〜19:00)、金曜・土曜は9:00〜12:00の診療です。お仕事の合間や夕方でも受診の時間を合わせやすい体制にしています。
当院でできること
- 院内のMRIで経過を見ていけます:1.5テスラのMRI装置を院内に備えており、医師が必要と判断した場合、受診されたその日に検査を行うことがあります
- 他院の画像と比べられます:他院で撮られた画像のCD-ROMをお持ちいただければ、当院で取り込んで並べて比較します
- 手術や放射線治療が必要なときは連携病院へ:当院では造影剤を使わないMRIを行っています。造影検査や手術・放射線治療が必要と判断した場合は、連携する病院にご紹介し、治療後の通院を当院で受けることもできます
院長は日本脳神経外科学会認定の脳神経外科専門医で、脳外科医として関西医科大学に14年間勤務し、大学では脳腫瘍と脳卒中の手術治療・研究に携わってきました。画像だけでは決められないことと、画像から言えることを、分けてご説明します。
はじめて脳ドックを受ける方へ
当院のシンプル脳ドック(頭部MRI・MRA)は22,000円(税込)、所要時間は30分程度です。ご受診後1週間以内に報告書を郵送し、対面での結果説明は後日、保険診療で行います。
脳ドックについての大切なご案内
- 脳ドックは自由診療(自費)です。健康保険は使えません。料金は2026年9月時点の税込価格です。
- 標準的な内容は頭部MRI・MRAです。異常所見が認められた場合の追加検査・追加読影・治療費は別途発生します。
- 主なリスク・注意点:体内に金属がある方・閉所恐怖症の方は検査を受けられない、または慎重な判断が必要です。また、治療の必要がない所見が見つかること(偶発所見)や、結果が確定しないことがあり、追加の検査や不安につながる可能性があります。
脳ドックそのものの内容や、受けたほうがよい方・受けられない方については、脳ドックとは何かを解説した記事で詳しくまとめています。
7. よくある質問
Q. 髄膜腫は「がん」なのでしょうか。
髄膜腫の大半は良性の性質をもつ腫瘍で、いわゆる「がん」とは性質が異なります。ただし、一部に再発しやすい型や悪性の型もあります。どの型かは、手術で組織を採って調べなければ確定しません(Goldbrunner et al. 2021)。症状がなく画像も安定している場合は、確定のために手術をするのではなく、画像で経過を見ていく方針がとられます。
Q. 私の頭痛は、髄膜腫のせいでしょうか。
髄膜腫が見つかると、これまでの頭痛と結びつけて考えたくなります。ただ、髄膜腫があっても頭痛の原因が別にあることは少なくありません。どちらなのかは、痛み方・時間帯・経過と、腫瘍の場所や大きさを合わせて医師が判断します。頭痛そのものの治療については、頭痛薬が効かないときの予防治療の記事もご覧ください。
Q. 何年くらい経過を見ればよいのでしょうか。
ガイドラインでは、年1回のMRIを5年間、その後は間隔を2倍に広げるのが目安とされています(Goldbrunner et al. 2021)。5年を過ぎると進行のリスクが横ばいになったという報告もあります(Islim et al. 2020)。ただし、大きさ・場所・年齢によって変わるため、実際の間隔は担当医と決めてください。
Q. 他院の脳ドックで見つかりました。当院で経過を見てもらえますか。
はい、ご相談いただけます。結果票と画像のCD-ROMをお持ちいただければ、当院で取り込んで比較できます。前の画像と並べて比べられるかどうかが、経過観察のいちばん大事な部分です。予約は初診の枠からお取りください。
Q. 次の検査までのあいだ、生活で気をつけることはありますか。
症状のない髄膜腫のために、日常生活を制限する必要は基本的にありません。大切なのは、5章に挙げた変化(手足の力、見え方、けいれん、ことば、今までと違う頭痛)に気づいたら、次回の予定を待たずに受診すること、そして次に撮る時期を決めておくことです。
8. まとめ
- 髄膜腫は脳を包む膜から出る腫瘍で、頭の中の腫瘍でもっとも多く、その大半は良性の性質をもちます。MRIだけでは「髄膜腫と考えられる」段階です。
- 症状のない髄膜腫は年齢が上がるほど見つかりやすく、偶発的な所見で専門医へ紹介された方の76.6%は経過観察の方針か初回受診で終診となっていました(Bos et al. 2016)。
- 大きくなるかどうかは一律ではなく、T2で白く見える・浮腫がある・体積が大きい・重要な血管や神経に近いといった画像の特徴で、5年間に進行した割合は3%・28%・75%と分かれました(Islim et al. 2020)。
- 経過観察の目安は年1回のMRIを5年間、その後は間隔を広げること。決め手は前回の画像と同じ見方で比べることです(Goldbrunner et al. 2021)。
- 治療を考えるのは症状が出たとき、または大きくなったとき。中心は手術と放射線治療で、腫瘍を小さくする標準的な薬物療法はありません(Goldbrunner et al. 2021)。
「様子を見ましょう」で終わってしまうと、不安だけが残り、次に撮る時期もあいまいになってしまいます。結果票と画像をお持ちいただければ、いま言えることと次にいつ撮るかを、その場で一緒に決められます。
お問い合わせ・ご予約
大阪で脳ドックの結果や髄膜腫の経過観察についてお悩みの方は、いわた脳神経外科クリニックへお気軽にご相談ください。ご予約は下記から可能です。
はじめて受診される方
当院公式LINEにてご質問等もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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重要:本記事の位置づけ(医療情報として)
- 本記事は、診療ガイドラインや研究報告に基づく「一般的な医療情報」です。
- 特定の治療を推奨・保証するものではありません。髄膜腫の経過や方針には個人差があります。
- 実際の診断・治療は、画像・症状・既往歴などを踏まえて医師が判断します。気になる症状があるときは受診してください。
参考文献
- Bos, D, Poels, MM, Adams, HH, Akoudad, S, Cremers, LG, Zonneveld, HI, Hoogendam, YY, Verhaaren, BF, Verlinden, VJ, Verbruggen, JG, Peymani, A, Hofman, A, Krestin, GP, Vincent, AJ, Feelders, RA, Koudstaal, PJ, van der Lugt, A, Ikram, MA & Vernooij, MW 2016, ‘Prevalence, clinical management, and natural course of incidental findings on brain MR images: the population-based Rotterdam Scan Study’, Radiology, vol. 281, no. 2, pp. 507-515, DOI 10.1148/radiol.2016160218, viewed 24 September 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27337027/>.
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- Islim, AI, Kolamunnage-Dona, R, Mohan, M, Moon, RDC, Crofton, A, Haylock, BJ, Rathi, N, Brodbelt, AR, Mills, SJ & Jenkinson, MD 2020, ‘A prognostic model to personalize monitoring regimes for patients with incidental asymptomatic meningiomas’, Neuro-Oncology, vol. 22, no. 2, pp. 278-289, DOI 10.1093/neuonc/noz160, viewed 24 September 2026, <https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7032634/>.
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