この記事で分かること

  • 2022年に関西医科大学が、膠芽腫を含む悪性腫瘍を対象とする「窒素含有化合物」の特許(WO2022/210524A1)を出願しました
  • この特許の中核は、ムコリピンを標的とする31種の新規窒素含有化合物の発明であり、片頭痛予防薬ロメリジン等の既存薬は化合物設計のリファレンスとして用いられています
  • 関連研究として、2024年のロメリジン代謝物に関する論文、2026年の金沢大学による独立研究が報告されています
  • ※特許は研究上の発明を保護するものであり、治療効果を保証するものではありません。実際の治療は、症状・既往歴・併用薬を踏まえて医師が判断します。

膠芽腫(こうがしゅ)と診断されたとき、ご本人もご家族も「これからどうなるのか」「治療の選択肢はあるのか」という強い不安に直面します。手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた集学的治療を行っても再発しやすく、平均生存期間は2年に満たないと報告されています(Stupp et al., 2005)。

世界中の研究者がこの難題に取り組むなか、本記事では、2022年に出願された一つの特許と、関連する2024年・2026年の研究を、原典に沿って整理してご紹介します。「すぐに治療として使えるのか」という現実的な疑問についても、専門医の視点で丁寧に解説します。

本記事は、特許公報(WO2022/210524A1)、Anticancer Research誌掲載論文(Uemichi et al., 2024)、JCI Insight誌掲載論文(Ichinose et al., 2026)、およびミグシス錠5mg添付文書に基づく一般的な医療情報の解説です。特定の治療を推奨・保証するものではありません。


目次



大阪で脳腫瘍・頭痛のご相談は、いわた脳神経外科クリニックへご相談ください。

 

WEB予約はこちら



1. 膠芽腫の治療研究は、片頭痛予防薬にまで広がっている

膠芽腫(glioblastoma:GBM)は、原発性悪性脳腫瘍のなかで最も発生頻度が高く、最も悪性度の高い疾患のひとつとされています。Stupp regimen(テモゾロミド併用化学放射線療法)の登場以降、標準治療は確立されているものの、中央生存期間は14.6ヶ月にとどまり、2年生存率は26.5%と報告されています(Stupp et al., 2005)。

この厳しい現実を背景に、世界中で「ドラッグリポジショニング(既存薬の転用)」という発想が広がっています。新しい薬を一から開発するには10年以上の時間と巨額の費用がかかりますが、すでに別の疾患で使われている薬であれば、安全性が確認済みで、開発期間も短縮できる可能性があります。

そうした流れのなかで、2022年に関西医科大学から興味深い特許が出願されました。膠芽腫を含む悪性腫瘍を対象に、ロメリジンを含む既存薬を「設計の手がかり」として、ムコリピンを標的とする新規化合物群を発明した内容です。


この記事で紹介する3つの情報源

本記事が依拠する原典

  1. 2022年 関西医科大学による特許(WO2022/210524A1):窒素含有化合物とムコリピン標的
  2. 2024年 Anticancer Research誌の論文:ロメリジンと代謝物M6の膠芽腫細胞への作用
  3. 2026年 JCI Insight誌の論文(金沢大学):ロメリジン単剤の前臨床研究


2. 特許WO2022/210524の中身──ムコリピン標的

2022年10月6日に国際公開された特許「窒素含有化合物、前記窒素含有化合物を含む組成物、及び腫瘍悪性度の予測マーカー」(国際公開番号 WO2022/210524A1)は、出願人を関西医科大学教育法人とする発明です。優先日は2021年3月29日、対象疾患は膠芽腫、肺がん(扁平上皮がん)など悪性腫瘍全般を含みます。


特許の基礎情報

  • 国際公開番号:WO2022/210524A1
  • 名称:窒素含有化合物、前記窒素含有化合物を含む組成物、及び腫瘍悪性度の予測マーカー
  • 出願人:関西医科大学教育法人
  • 発明者:林美樹夫、池田幸樹、岩田亮一
  • 優先日:2021年3月29日
  • 公開日:2022年10月6日
  • 対象疾患:膠芽腫、肺がん(扁平上皮がん)など悪性腫瘍全般

標的分子としての「ムコリピン」

この特許のもっとも特徴的な点は、「ムコリピンタンパク質」を新たな治療標的として位置づけていることです。ムコリピンは、細胞内のリソソーム(不要物の分解を担う小器官)の膜上に存在するチャネルタンパク質で、カルシウムイオンの輸送に関わります。

特許明細書では、ムコリピンの発現量と腫瘍の悪性度に相関があることが報告されています。すなわち、ムコリピンの発現を抑える化合物を見いだすことができれば、膠芽腫を含む悪性腫瘍の治療や、再発防止につながる可能性が示唆されています。


既存薬を「設計の手がかり」にした新規化合物の発明

本特許の最も重要な点は、ムコリピンを標的とする「新規の窒素含有化合物群」を、計算化学を駆使して設計・合成した点にあります。流れを整理すると次のようになります。

特許明細書に記載されたスクリーニングの流れ

  1. 膠芽腫の標準治療薬テモゾロミドより細胞増殖抑制活性が強い既存薬を絞り込み、14種類を選定
  2. そのなかから、血液脳関門を越えやすく、ムコリピンへの結合が予測されるSR33805・ロメリジン・フルナリジンの3薬を、設計の手がかりとして採用
  3. ムコリピンタンパク質(MCOLN1、立体構造データPDB:5WJ9)を標的に、ソフトウェア「myPresto」を用いてドッキング計算を実施
  4. 化合物データベース「LigandBox」に登録された約200万化合物から、上位100種を抽出
  5. 計算上有望と判定された31種の新規窒素含有化合物を実際に化学合成

つまり、SR33805・ロメリジン・フルナリジンの3薬は、本特許のなかで「治療薬そのもの」というより、ムコリピンに結合する化合物の設計図を描くための『リファレンス(参照)化合物』として位置づけられています。これらに共通するのは「カルシウムチャネル阻害」という作用機序で、片頭痛予防薬のロメリジンは日本で1999年から使われてきた薬剤です。


3種類の細胞での有効性確認と「式(1)」の発見

合成された31種の新規窒素含有化合物は、以下の3種類の細胞に対して細胞増殖抑制活性が測定されました。

有効性確認に用いられた細胞

  • 膠芽腫細胞(MD13、30R)
  • 転移性脳腫瘍由来がん幹細胞様細胞(B34)
  • 肺扁平上皮癌由来がん幹細胞様細胞(L1)

その結果、特許明細書のなかで「式(1)」と表現される窒素含有化合物が、最も高い細胞増殖抑制活性を示したと報告されています。本特許の中核は、この新規化合物群(特に式(1)で表される代表的化合物)の医療用途を保護することにあります。

ここまでの整理:本特許で守られている発明は「ロメリジンを膠芽腫治療に転用すること」ではなく、「ロメリジン等の既存薬を参考にしながら、ムコリピンに結合する 31種の新規窒素含有化合物を設計・合成し、その医療用途を確立したこと」が中核です。



3. 片頭痛予防薬がなぜ膠芽腫研究で注目されるのか

片頭痛とがん。一見まったく違う疾患ですが、片頭痛予防薬であるロメリジンが膠芽腫研究で注目されるのには、いくつかの理由があります。なお、ここでお話しするのは「特許で新規化合物の設計の手がかりに使われた理由」と、後の章でご紹介する「ロメリジン単独の前臨床研究(金沢大2026年論文、Uemichi 2024年論文)が成立した背景」の両方に共通する科学的な前提です。


理由1:血液脳関門を越えられる

脳には「血液脳関門(BBB)」と呼ばれるバリアがあり、血液中の物質が脳に届くのを厳しく制限しています。多くの抗がん剤は、このバリアを越えられないために、脳腫瘍にうまく到達できないという課題があります。

一方、ロメリジンは脂溶性が高く、BBBを越えて脳に行き渡る性質を持ちます。本来は脳血管に作用させて片頭痛を予防するために設計された薬剤ですから、脳に届くことが前提に作られています。この性質は、脳腫瘍治療を考えるうえで大きな利点となります(Ichinose et al., 2026)。


理由2:カルシウムチャネルとがん細胞の関係

近年の研究では、T型カルシウムチャネルを含む各種カルシウムチャネルが、がん細胞の増殖・浸潤・幹細胞性の維持に関わることが報告されています。特に、膠芽腫幹細胞(治療抵抗性の原因となる細胞集団)では、T型カルシウムチャネルの発現が高く、これを阻害することで増殖を抑えられる可能性が示唆されています(Ichinose et al., 2026)。

ロメリジンはT型カルシウムチャネルを強力に阻害する性質を持ち、しかも長年の臨床使用で安全性が確認されています。「BBBを越えられる」「がん細胞関連分子を阻害できる」「安全性が既知」という3点が揃った点で、膠芽腫研究の関心を集めるに至ったと考えられます。


理由3:ドラッグリポジショニングの利点

新薬の開発には、平均で10〜15年の歳月と1,000億円規模の費用がかかると言われます。一方、既存薬の新しい用途を見いだす「ドラッグリポジショニング」では、安全性データがすでに蓄積されているため、臨床応用までの時間が短縮される可能性があります。膠芽腫のように治療開発が急務とされる疾患では、この利点は特に重要です。



4. 膠芽腫研究の系譜──2022年から2026年へ

「ロメリジンと膠芽腫」というテーマは、2022年特許の出願以降、複数の独立した研究グループから関連報告が続いています。系譜を整理してご紹介します。


2022年:関西医科大学による特許出願

関西医科大学から国際公開番号WO2022/210524A1として公開された特許の中核は、前章で整理したとおり、ムコリピンを標的とする31種の新規窒素含有化合物を発明・合成した点にあります。発明者は3名で構成され、膠芽腫細胞および脳腫瘍・肺扁平上皮癌のがん幹細胞様細胞での増殖抑制活性が確認されています(公開日:2022年10月6日)。ロメリジン二塩酸塩・フルナリジン二塩酸塩・SR33805は、新規化合物を設計するためのリファレンスとして特許明細書に登場します。


2024年:Anticancer Researchの論文

2024年7月、Uemichi氏らの研究グループがAnticancer Research誌(Vol.44、No.7、2943-2952頁)に「Effects of Lomerizine and Its Metabolite on Glioblastoma Cells」を発表しました(Uemichi et al., 2024)。

2024年論文の要点

  • 対象細胞:U251膠芽腫細胞、テモゾロミド耐性株(T98G、GB-1)
  • 結果:ロメリジンと代謝物M6が膠芽腫細胞の増殖を抑制。テモゾロミド耐性細胞にも効果あり
  • 意義:ロメリジン単剤、またはテモゾロミドとの併用の可能性を示唆

この研究は、ロメリジンそのものに加えて、体内で生成される代謝物M6にも抗腫瘍作用がある可能性を示した点で、特許の前臨床的裏付けの一つとなっています。


2026年:金沢大学のJCI Insight論文

2026年、金沢大学医薬保健研究域医学系脳神経外科学のグループが、ロメリジンの抗膠芽腫効果に関する詳細な前臨床研究を学術誌『JCI Insight』に発表しました(Ichinose et al., 2026)。当院ブログでは、この研究を別途解説しています。

この研究は、関西医科大学の特許とは独立した別グループによる成果ですが、同じ「ロメリジン×膠芽腫」というテーマで複数のグループから前臨床的根拠が積み上がっていることは、研究の方向性として注目に値します。



5. 「特許」と「治療」の距離──現実的な期待値

ここまで読まれて、「特許があるなら、もう治療として使えるのではないか」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、特許と臨床応用の間には、想像以上に長い道のりがあります。


特許が保護するのは「発明」であって「治療効果」ではない

特許制度は、新しい発明を保護することで、研究開発への投資を促す仕組みです。特許が認められたからといって、その発明が患者さんに効果をもたらすことが保証されているわけではありません。

WO2022/210524A1の場合、保護されているのは「ムコリピンを標的とする窒素含有化合物の医療用途」という発明のアイデアです。実際にヒトの膠芽腫患者さんへの有効性・安全性は、これから臨床試験で確かめる必要があります。


前臨床から臨床承認までのステップ

新しい治療法が患者さんに届くまでの一般的な流れ

  1. 細胞・動物実験での効果と安全性の確認(前臨床)
  2. 少人数の患者さんでの安全性試験(第I相試験)
  3. 有効性の探索的検討(第II相試験)
  4. 標準治療との比較による有効性検証(第III相試験)
  5. 規制当局による承認
  6. 保険適用と臨床現場での使用

この一連のプロセスには、通常5〜10年以上の年月がかかります。「2022年に特許が出願された」ということは、研究のスタート地点に立ったことを意味するもので、ゴールではありません。


現時点でできること、できないこと

2026年5月時点で、ロメリジンを膠芽腫治療として使用することはできません。ミグシス(ロメリジン塩酸塩)の承認された効能・効果は「片頭痛発作の予防」のみで、それ以外の目的での処方は、薬機法の観点からも医療安全の観点からも、慎重な判断が必要です。

大切なこと

ご家族が膠芽腫と診断された方が、片頭痛予防薬を独自に入手して服用したり、主治医に「ミグシスを処方してほしい」と求めたりすることは、お勧めできません。承認外の使用は、有効性が未確認なだけでなく、副作用や薬物相互作用などのリスクを十分にコントロールできない可能性があります。



6. いわた脳神経外科クリニックの膠芽腫治療への取り組み

膠芽腫の治療は、脳神経外科、放射線治療、化学療法、リハビリテーション、緩和ケアなど、複数の専門領域の連携が欠かせません。当院では、開業医として地域医療を担う立場から、患者さんとそのご家族の治療選択を支える役割を担っています。


標準治療と補助療法の整理

膠芽腫の標準治療は、手術による可能な限りの摘出、放射線治療、テモゾロミドによる化学療法の組み合わせ(Stupp regimen)が基本となります(Stupp et al., 2005)。これに加えて、再発予防や治療抵抗性への対応として、自家がんワクチン療法などの補助療法が選択肢として研究・実施されています。

当院では、患者さんお一人おひとりの病状、年齢、ご家族のご希望を踏まえ、標準治療と補助療法の組み合わせについてご相談を承っています。


研究情報のアップデートと患者さんへの説明

本記事でご紹介したような前臨床研究や特許情報は、すぐに治療法として使えるものではありません。しかし、「いまどんな研究が進んでいるのか」「どのような可能性が議論されているのか」を正確にお伝えすることは、患者さんの不安に応える一つの方法だと考えています。



大阪で膠芽腫の治療選択でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

WEB予約はこちら


7. よくある質問

Q1. 特許があるなら、当院でロメリジンを膠芽腫治療として処方してもらえますか?

A. 現時点では処方できません。ロメリジン(商品名ミグシス)の承認された効能・効果は「片頭痛発作の予防」のみで、膠芽腫を対象とする承認は得られていません。特許は研究上の発明を保護するもので、実際の臨床応用には今後の臨床試験と規制当局の承認が必要です。

Q2. 「ムコリピン」とは何ですか?

A. 細胞内のリソソーム(不要物を分解する小器官)の膜にあるチャネルタンパク質です。カルシウムイオンの輸送に関わり、近年、腫瘍の悪性度と発現量に相関があることが報告されています。WO2022/210524A1では、このムコリピンを標的とすることで、膠芽腫を含む悪性腫瘍の治療や再発防止につながる可能性が示唆されています。

Q3. 関西医科大学とこの特許の関係は?

A. 出願人は関西医科大学教育法人で、複数の研究者が共同発明者として記載されています。大学発の特許は、研究成果の社会実装に向けた重要な一歩と位置づけられますが、患者さんへの応用には、企業との連携や臨床試験など追加のプロセスが必要となります。

Q4. 2024年と2026年の論文は、特許と同じ研究グループによるものですか?

A. いいえ、いずれも独立した別のグループによる研究です。2024年のAnticancer Research論文はUemichi氏らの研究グループから、2026年のJCI Insight論文は金沢大学から発表されています。「ロメリジン×膠芽腫」というテーマで、複数の独立グループから関連報告が積み上がっていることは、研究の方向性として一定の意義を持つと考えられます。

Q5. この特許の成果が患者さんに届くのはいつ頃ですか?

A. 現時点で正確に予測することはできません。一般に、特許の出願段階から臨床応用までは5〜10年以上を要します。臨床試験の進行状況や規制当局の判断に大きく依存するため、関心のある方は信頼できる情報源(学会発表、査読論文、公的機関の発表など)を継続的にチェックされることをお勧めします。



8. まとめ

  1. 2022年、関西医科大学が「窒素含有化合物、前記窒素含有化合物を含む組成物、及び腫瘍悪性度の予測マーカー」(WO2022/210524A1)を国際公開しました。本特許の中核は、ロメリジン・フルナリジン・SR33805をリファレンスに、ムコリピンへ結合する31種の新規窒素含有化合物を計算化学で設計・合成した点にあり、膠芽腫細胞および脳腫瘍・肺扁平上皮癌のがん幹細胞様細胞での増殖抑制活性が確認されています。
  2. 関連研究として、2024年にAnticancer Researchで Uemichi氏らのグループがロメリジンと代謝物M6の膠芽腫細胞への作用を、2026年にJCI Insightで金沢大学グループがロメリジン単剤の前臨床研究を、それぞれ独立に報告しています。
  3. これらはいずれも前臨床・特許段階の成果であり、ヒトの膠芽腫治療として使用するためには、今後の臨床試験と規制当局の承認が必要です。承認外での使用は、有効性が未確認なだけでなく安全性のリスクもあるため、避けるべきです。
  4. 当院では、膠芽腫の標準治療(Stupp regimen)と、自家がんワクチン療法などの補助療法の組み合わせについて、患者さんとそのご家族のご相談を承っています。

研究の進展は希望をもたらしますが、現時点で確かに使える治療は、標準治療と、エビデンスに基づく補助療法です。新しい情報に振り回されることなく、信頼できる医療チームと一緒に、いまできる最善の選択を考えていきましょう。



お問い合わせ・ご予約

大阪で膠芽腫を含む脳腫瘍の治療選択や、頭痛・脳の病気に関するご相談は、お気軽にいわた脳神経外科クリニックへご相談ください。ご予約は、下記から可能です。

WEB予約はこちら


当院公式LINEにてご質問等もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

友だち追加



関連記事


重要:本記事の位置づけ(医療情報として)

  • 本記事は、特許公報および査読論文に基づく「一般的な医療情報」です。
  • 特定の治療を推奨・保証するものではありません。効果や安全性には個人差があります。
  • 特許は研究上の発明を保護するものであり、ヒトでの治療効果を保証するものではありません。
  • 実際の治療は、症状・既往歴・併用薬などを踏まえて医師が判断します。
この記事を書いた先生のプロフィール

医師・医学博士【脳神経外科専門医・頭痛専門医 ほか】
脳外科医として関西医大で14年間勤務。大学時代は、脳腫瘍や脳卒中の手術治療や研究を精力的に行ってきました。脳卒中予防に重点をおいた内科管理や全身管理を得意としています。
脳の病気は、目が見えにくい、頭が重たい、めまい、物忘れなど些細な症状だと思っていても重篤な病気が潜んでいる可能性があります。
即日MRI診断で手遅れになる前にスムーズな病診連携を行っています。MRIで異常がない頭痛であっても、ただの頭痛ではなく脳の病気であり治療が必要です。メタ認知で治す頭痛治療をモットーに頭痛からの卒業を目指しています。
院長の私自身も頭痛持ちですが、生活環境の整備やCGRP製剤による治療により克服し、毎日頭痛外来で100人以上の頭痛患者さんの診療を行っています。我慢しないでその頭痛一緒に治療しましょう。

詳しい医師のご紹介はこちら
院長写真

参考文献

  1. Hayashi M, Ikeda Y, Iwata R. 窒素含有化合物、前記窒素含有化合物を含む組成物、及び腫瘍悪性度の予測マーカー. 国際公開番号 WO2022/210524A1. 出願人: 関西医科大学教育法人. 優先日: 2021年3月29日. 公開日: 2022年10月6日.
  2. Uemichi Y, Mabuchi M, Tsuchiya N, Yasuda S, Nakao S, Shimizu T. Effects of Lomerizine and Its Metabolite on Glioblastoma Cells. Anticancer Research. 2024;44(7):2943-2952. https://ar.iiarjournals.org/content/44/7/2943
  3. Ichinose T, Tamai S, Hirai N, Maejima T, Nambu K, Sabit H, Tanaka S, Kinoshita M, Kobayashi M, Mieda M, Hirao A, Nakada M. Repurposing T-type calcium channel blocker Lomerizine as a therapeutic strategy for glioblastoma. JCI Insight. 2026 (In-Press Preview). DOI: 10.1172/jci.insight.182522
  4. Stupp R, Mason WP, van den Bent MJ, Weller M, Fisher B, Taphoorn MJB, Belanger K, Brandes AA, Marosi C, Bogdahn U, Curschmann J, Janzer RC, Ludwin SK, Gorlia T, Allgeier A, Lacombe D, Cairncross JG, Eisenhauer E, Mirimanoff RO. Radiotherapy plus concomitant and adjuvant temozolomide for glioblastoma. N Engl J Med. 2005;352(10):987-996. DOI: 10.1056/NEJMoa043330(PMID: 15758009)
  5. ファイザー株式会社. ミグシス錠5mg 添付文書. 2023年6月改訂(第1版). https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00045508.pdf(2026年5月12日閲覧)