
この記事の結論
- CTとMRIは「どちらが優れている」ものではなく、得意なことが違う検査です。CTは撮影が数分と速く、急な出血や頭部外傷を素早く捉えるのが得意。MRIは放射線被ばくがなく、脳のこまかな変化や血管の状態をみるのが得意です。
- おおまかな使い分けは、急な出血・外傷はCT、発症直後の脳梗塞・脳動脈瘤・物忘れ(認知症)・脳腫瘍はMRIが向いています。詳しくは記事内の「病気別の早見表」でご確認ください。
- 費用は、症状があって受ける頭部MRIは保険診療(3割負担で約7,000円が目安)、症状がない方の脳ドック(頭部MRI+MRA 22,000円税込)やがんの検査であるDWIBSは自費です。
※本記事は医療情報の提供を目的としたもので、診断・治療の代替となるものではありません。費用や検査の適否には個人差があり、症状や状況によって選ばれる検査は異なります。気になる症状は自己判断せず医療機関にご相談ください。
「頭の検査を受けましょう」と言われたとき、「CTとMRIって、何がどう違うの?」と戸惑った経験はないでしょうか。名前は聞いたことがあっても、どちらを受けるべきか、被ばくは大丈夫か、費用はどれくらいかかるのか――分からないことが多く、不安に感じる方は少なくないと思います。
その戸惑いは、とても自然なものです。CTとMRIは似ているようで、仕組みも、得意なことも、注意点もまったく違う検査だからです。この記事では、脳神経外科の立場から、①CTとMRIは何が違うのか、②どんなときにどちらを選ぶのかを、できるだけやさしく、そして中立的にお伝えします。
結論を先にお伝えすると、大切なのは「どちらが上か」ではなく「症状や目的に合った検査を選ぶこと」です。以下、査読論文や公的機関の情報に基づいて解説します。
この記事のいちばん大切なメッセージ
CTとMRIは競う関係ではなく、補い合う関係です。「急いで出血を見たいときはCT」「時間をかけてこまかく見たいときはMRI」――この違いを知っておくだけで、検査への不安はぐっと軽くなります。迷ったときは、遠慮なく専門家にご相談ください。
この記事で分かること
1.CTとMRIの基本的な違い
まず、この2つがそもそもまったく別の仕組みの検査だということから整理します。名前も装置の見た目も似ていますが、体の中を「見る方法」が根本的に違います。
CTは「X線」で撮る検査
CT(コンピューター断層撮影)は、X線(レントゲンと同じ放射線)をぐるりと回しながら当てて、体の断面を写す検査です。骨や出血(血液のかたまり)が白くはっきり写るのが特徴で、撮影そのものは数分ほどと非常に速いのが強みです。そのため、一刻を争う救急の場面で力を発揮します。一方で、X線を使うため放射線被ばくがあることは知っておきたいポイントです。
MRIは「磁石と電波」で撮る検査
MRI(磁気共鳴画像)は、強い磁石と電波を使って体の中の水(水素原子)の状態を画像にする検査です。放射線被ばくがなく、脳そのもの(脳実質)のこまかなコントラストに優れているのが最大の特徴です。ごく小さな脳梗塞や、時間の経った出血、脳の萎縮など、CTでは分かりにくい変化を捉えられます。ただし、撮影に15分程度かかり、装置が発する音が大きい、狭い筒の中に入る、といった点があります。
ひとことで言うと
- CT=X線で撮る。速い・骨や急な出血に強い。ただし被ばくがある。
- MRI=磁石と電波で撮る。被ばくなし・脳のこまかな変化に強い。ただし時間がかかる。
つまり両者は優劣ではなく、役割分担の関係にあります。次の章から、その違いを「被ばく・時間・費用」「病気別の使い分け」の順に、もう少し具体的に見ていきましょう。
2.被ばく・時間・費用の違い
CTとMRIを選ぶうえで、多くの方が気にされるのが「被ばく」「かかる時間」「費用」の3点です。ここを整理しておくと、検査への見通しが立てやすくなります。
被ばくと時間の違い
CTはX線を使うため、わずかながら放射線被ばくがあります。頭部の単純CT1回あたりの実効線量は、およそ1.8〜2.8ミリシーベルト(中央値でおよそ2.1ミリシーベルト)と報告されています(Smith-Bindman et al. 2009)。日常生活で自然に浴びる放射線(年間で2〜3ミリシーベルト程度)と近い水準で、1回の検査で過度に心配する必要はありませんが、繰り返す場合や妊娠中は配慮が必要です。一方でMRIは磁石と電波を使うため、放射線被ばくはありません。撮影時間は、CTが数分、MRIが15分程度が目安です。
頭部の検査における被ばく・時間の目安
| 項目 | CT | MRI |
|---|---|---|
| 使うもの | X線(放射線) | 磁石と電波 |
| 被ばく | あり(頭部単純で約1.8〜2.8mSv) | なし |
| 撮影時間 | 数分(速い) | 15分程度 |
| 得意なこと | 急な出血・骨・救急 | 脳実質・血管・こまかな変化 |
被ばく線量はSmith-Bindman et al. 2009を参考に作成。撮影時間は機種・撮影内容により変動します。
費用の違い(保険と自費)
費用は、「症状があって受けるか」「症状がなく予防で受けるか」で大きく変わります。ここは混同されやすいので、丁寧に整理します。
保険と自費の区別
- 頭部MRI(保険診療):頭痛・めまい・しびれなどの症状があって受ける場合。3割負担でおよそ7,000円が目安です(撮影内容や再診・初診料等により前後します)。
- 脳ドック(自費):症状のない方が予防目的で受ける検査。当院では頭部MRI+MRAで22,000円(税込)です。
- DWIBS(自費):全身のがんを対象としたMRI検査で、こちらも自費です。
※費用は目安です。実際の負担額は保険の種類・自己負担割合・撮影内容により異なります。詳しくは受診時にご確認ください。
なお、CTを受ける場合の費用も、症状の有無や施設によって異なります。当院はMRIを中心に検査を行っており、CT撮影が必要な場合はCTのある医療機関をご案内します。
3.どんな時にどちらを使う
ここが、この記事でいちばん知っていただきたいところです。CTとMRIは、疑われる病気や、症状が出てからの時間によって使い分けます。代表的なパターンを早見表にまとめました。
| こんなとき | 向いている検査 | 理由 |
|---|---|---|
| 頭部外傷・急な出血 | CT | 速く撮れ、急性の出血の検出はCT・MRIが同等(Chalela et al. 2007) |
| 発症直後の脳梗塞 | MRI(拡散強調画像) | 超急性期の梗塞を早く捉えやすい(Chalela et al. 2007) |
| 脳動脈瘤(こぶ)の確認 | MRA | 被ばくなしで血管を描出できる(Sailer et al. 2014) |
| 時間が経ったくも膜下出血 | MRI | 亜急性期はCTで写りにくくMRIが有利(Mitchell et al. 2001) |
| 物忘れ・認知症の評価 | MRI | 海馬など内側側頭葉の萎縮をみるのに有用(Scheltens et al. 1992) |
| 脳腫瘍が疑われるとき | 造影MRI | 腫瘍の位置・広がりの評価に造影MRIが基本 |
Chalela et al. 2007/Sailer et al. 2014/Mitchell et al. 2001/Scheltens et al. 1992 を参考に作成。実際にどの検査を選ぶかは、症状・経過・全身の状態によって医師が判断します。
「急な出血・外傷」はCTが第一選択
頭を強く打ったときや、突然の激しい頭痛で出血が疑われるときは、速く撮れるCTが第一選択です。急性期の出血の検出については、CTとMRIはほぼ同等と報告されており(Chalela et al. 2007)、救急の現場では撮影の速さが重視されます。こうした急性の緊急時は、CTのある医療機関の受診や救急要請をおすすめします。当院はMRIを中心に、慢性的な症状や予防のための検査を行っています。
「発症直後の脳梗塞」はMRIが得意
一方で、脳梗塞のごく早い時期には、MRIの拡散強調画像(DWI)が力を発揮します。ある比較研究では、急性期の脳梗塞を検出できた割合はMRIが46%、CTが10%と報告され、発症3時間以内でも同様の差がみられました(Chalela et al. 2007)。詳しくは「脳梗塞の予兆」の記事や、「かくれ脳梗塞」の記事もあわせてご覧ください。
ヒント:「急いで出血を除外したい」ときはCT、「こまかな変化や血管、時間の経った出血をじっくり見たい」ときはMRI――と覚えておくと、使い分けの全体像がつかめます。両方を組み合わせて診断することも珍しくありません。
4.MRIの注意点と造影剤
MRIは被ばくがなく安全性の高い検査ですが、強い磁石を使うため、いくつか知っておきたい注意点があります。事前の問診でしっかり確認しますので、心配なことは遠慮なくお伝えください。
MRIを受ける前に確認すること
強い磁石を使う関係で、体内に金属や電子機器がある方は、受けられるかどうかを個別に確認する必要があります。代表的なものは次のとおりです。安全にMRIを受けるための、国際的な指針でも重視されている確認事項です。
事前に確認が必要な主なもの
- 心臓ペースメーカー・除細動器など体内の電子機器
- 人工内耳(耳の中の機器)
- 手術で入れた体内の金属・クリップなど
- 眼の中の金属片(金属加工に従事された方など)
- 刺青(タトゥー)・アートメイク(色素の成分により、まれに熱感やアーチファクト=画像の乱れが生じることがあります)
- 歯科の金属(銀歯)・歯科インプラント(多くは検査できますが、画像の乱れの原因になることがあります)
- 妊娠中、閉所が苦手な方(閉所恐怖)、じっとしているのが難しい場合(体動)
※MRIに対応した機器かどうかは種類・機種により異なります。いずれも「必ず受けられない」わけではなく、個別の確認が必要という意味です。ためらわずお申し出ください。
造影剤(ガドリニウム)について
MRIでは、病変をよりはっきりさせるためにガドリニウム造影剤を使うことがあります。多くの方で安全に使われている一方、重い腎障害のある方では「腎性全身性線維症(NSF)」という合併症のリスクが指摘されており、使用にあたっては腎機能の確認が行われます。
また、造影剤の一部が脳の中に残る(沈着する)ことが指摘されています。ただし、腎機能が正常な方において、この沈着によって健康上の有害な影響が起こることは、現時点では確認されていないとされています(U.S. Food and Drug Administration 2017)。過度に不安になる必要はありませんが、造影剤を使うかどうかは、必要性とあわせて医師が慎重に判断します。
補足:脳ドックなど、症状のない方が受ける基本的なMRI・MRAでは、造影剤を使わずに脳と血管を評価できます。造影剤が必要になるのは、主に脳腫瘍など特定の病変が疑われる場合です。
5.脳ドックで受けるMRI・MRA
ここまでは「症状があるとき」の検査を中心にお話ししてきました。ここからは、症状がない方が予防のために受ける「脳ドック」について整理します。脳ドックの主役も、被ばくのないMRIとMRAです。
脳ドックで分かること
脳ドックでは、頭部MRIとMRA(血管を写す検査)を組み合わせて、脳と血管の状態を確認します。とくにMRAは、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(こぶ)を、被ばくなしで見つけられるのが強みです。MRAによる脳動脈瘤の検出については、複数の研究をまとめた解析で統合感度が95%(95%信頼区間 89〜98)と報告されています(Sailer et al. 2014)。ほかにも、症状の出ていない「かくれ脳梗塞」や脳の萎縮の程度なども評価できます。
脳ドックが向いている方
- 高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病がある方
- ご家族に脳卒中・脳動脈瘤の方がいる
- 喫煙している、あるいはしていた方
- 症状はないが、一度脳の状態を確認しておきたい方
当院の脳ドック(頭部MRI+MRA)は22,000円(税込・自費)です。物忘れが気になる方の検査については「物忘れ・認知症の検査」のページで、脳ドックの詳細は「脳ドック」のページで、全身のがんを対象としたMRI検査は「全身がん検査DWIBS」のページでそれぞれご案内しています。
なお、認知症やその前段階(MCI)が心配な場合も、MRIで海馬など内側側頭葉の萎縮を評価することが診断の助けになります(Scheltens et al. 1992)。近年は自動で萎縮の程度を計測する方法も、補助的に用いられています。
6.いわた脳神経外科のMRI体制
最後に、当院の検査体制についてお伝えします。救急を要する場面(突然の激しい頭痛や頭部外傷など)を除けば、外来で落ち着いて脳や血管を調べる場合には、被ばくがなく、細かな変化まで捉えられるMRIが適していることが多いとされています。当院はこのMRIを中心に検査を行っています。突然の強い症状など緊急が疑われるときは迷わず救急要請を、MRIを受けられない事情がある方には適切な検査先をご案内します。
これまで見てきたとおり、CTが最も力を発揮するのは頭部外傷や、急な出血が強く疑われる救急の場面です。こうした一刻を争うケースでは、CTを備えた救急対応の医療機関を受診いただく(または救急要請する)ことが適切です。当院でそのような状況が疑われる場合は、速やかに適切な医療機関へおつなぎします。
一方、当院が日常的にお役に立てるのは、「じっくりと脳・血管のこまかな状態を確認する」場面です。慢性的な頭痛やめまい・しびれの評価、症状の出ていない小さな梗塞や脳動脈瘤の確認、物忘れが気になる方の脳の評価、そして予防のための脳ドック――こうしたMRIが得意とする領域を中心に、脳神経外科専門医が診療しています(被ばくなし・撮影約15分・症状があれば保険診療)。詳しくは「MRI検査」のページをご覧ください。
また当院のMRIは、AIによる画像技術(SwiftMR)を導入しています。撮影の高速化とノイズの低減により、検査時間の短縮と画質の向上に取り組み、患者さんの負担軽減につなげています。
当院で大切にしていること
- 症状やお悩みを丁寧にうかがい、本当に必要な検査をご提案します。
- 被ばくのないMRI・MRAで、脳と血管の状態を確認します。
- CTが適していると判断した場合は、正直にCTのある医療機関をご案内します。
- 緊急性が高いと判断した場合は、速やかに高度医療機関と連携します。
大切なのは、「どの装置があるか」ではなく、あなたの症状や目的に合った検査を、正しく選ぶことです。検査についてお迷いのときは、どうか一人で悩まず、ご相談ください。
7.よくあるご質問(Q&A)
Q. CTとMRIは、どちらが優れた検査なのですか?
どちらが上ということはなく、得意なことが違うとお考えください。CTは撮影が数分と速く、急な出血や骨の評価に強い検査です。MRIは放射線被ばくがなく、脳のこまかな変化や血管の状態をみるのに優れています。症状や目的に応じて使い分け、両方を組み合わせることもあります。
Q. MRIは被ばくがなく安全と聞きましたが、本当ですか?
MRIは磁石と電波を使う検査で、放射線被ばくはありません。ただし強い磁石を使うため、ペースメーカーや体内の金属、人工内耳などがある方は、受けられるかどうかを個別に確認する必要があります。妊娠中の方や閉所が苦手な方も、事前にお申し出ください。
Q. 頭部MRIの費用はどれくらいかかりますか?
症状があって受ける頭部MRIは保険診療となり、3割負担でおよそ7,000円が目安です(撮影内容や診察料等により前後します)。一方、症状のない方が予防目的で受ける脳ドック(頭部MRI+MRA)は自費で、当院では22,000円(税込)です。保険が使えるかどうかは症状の有無で変わります。
Q. MRIの造影剤は体に残ると聞きました。心配です。
ガドリニウム造影剤の一部が脳内に残ることが指摘されていますが、腎機能が正常な方では、この沈着による有害な影響は現時点で確認されていないとされています(U.S. Food and Drug Administration 2017)。重い腎障害のある方には別のリスクがあるため、腎機能を確認したうえで、必要性を慎重に判断して使用します。脳ドックの基本検査では造影剤を使いません。
Q. タトゥーや銀歯があってもMRIは受けられますか?
多くの場合は受けられますが、事前のお申し出をお願いしています。刺青(タトゥー)やアートメイクは色素の成分により、まれに熱感が生じることがあります。銀歯や歯科インプラントなどの金属は、画像の乱れ(アーチファクト)の原因になることがあります。安全と画質のため、検査前に必ず確認しますので、遠慮なくお知らせください。
Q. 当院にCTがないと聞きましたが、脳の検査は十分にできますか?
当院はMRIを中心に検査を行っています。頭部外傷や急な出血が強く疑われる救急の場面ではCTが適しているため、その場合はCTのある医療機関の受診や救急要請をおすすめします。一方で、慢性的な症状の評価や脳ドックなど、MRIが得意とする領域では、被ばくなくこまかな評価が可能です。症状に応じて適切な検査先をご案内します。
8.まとめ:目的で選ぶ
- CTとMRIは優劣ではなく役割分担。CTはX線で撮り速く急な出血に強い、MRIは磁石と電波で撮り被ばくなく脳のこまかな変化に強い検査です。
- 使い分けの目安は、急な出血・外傷はCT、発症直後の脳梗塞・脳動脈瘤・物忘れ・脳腫瘍はMRI。急性期の出血検出はCT・MRIが同等(Chalela et al. 2007)で、脳動脈瘤の描出はMRAが有用です(Sailer et al. 2014)。
- 費用は、症状のある頭部MRIは保険(3割で約7,000円が目安)、脳ドック(頭部MRI+MRA 22,000円税込)やDWIBSは自費です。
- MRIは受ける前に、体内の金属・機器や妊娠などの確認が必要です。造影剤は腎機能を確認して慎重に用います。
- 当院はMRIを中心に検査を行い、CTが適する場合は連携施設をご案内します。大切なのは、目的に合った検査を選ぶことです。
「どの検査を受ければいいか分からない」「脳の状態を一度みておきたい」――
そんなときは、遠慮なくご相談ください。
大阪で脳・頭痛のご相談なら、いわた脳神経外科クリニックの脳神経外科専門医へどうぞ。
お問い合わせはこちらから
当院では、脳の不調のお悩みにしっかり寄り添います。また当院公式LINEにてご質問等をお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
関連記事はこちら
重要:本記事の位置づけ
本記事はCT・MRIをはじめとする脳の検査に関する一般的な医療情報の提供を目的としたもので、特定の診断・治療を保証するものではありません。費用は目安であり、症状の感じ方や検査の適否には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断で様子を見ず、医療機関にご相談ください。突然の激しい頭痛や意識障害など緊急の症状が疑われる場合は119番に連絡してください。
参考文献
- Chalela, JA, Kidwell, CS, Nentwich, LM, Luby, M, Butman, JA, Demchuk, AM, Hill, MD, Patronas, N, Latour, L & Warach, S 2007, ‘Magnetic resonance imaging and computed tomography in emergency assessment of patients with suspected acute stroke: a prospective comparison’, Lancet, vol. 369, no. 9558, pp. 293-298, DOI 10.1016/S0140-6736(07)60151-2, viewed 2 July 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17258669/>.
- Mitchell, P, Wilkinson, ID, Hoggard, N, Paley, MN, Jellinek, DA, Powell, T, Romanowski, C, Hodgson, T & Griffiths, PD 2001, ‘Detection of subarachnoid haemorrhage with magnetic resonance imaging’, Journal of Neurology, Neurosurgery & Psychiatry, vol. 70, no. 2, pp. 205-211, DOI 10.1136/jnnp.70.2.205, viewed 2 July 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11160469/>.
- Sailer, AMH, Wagemans, BAJM, Nelemans, PJ, de Graaf, R & van Zwam, WH 2014, ‘Diagnosing intracranial aneurysms with MR angiography: systematic review and meta-analysis’, Stroke, vol. 45, no. 1, pp. 119-126, DOI 10.1161/STROKEAHA.113.003133, viewed 2 July 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24326447/>.
- Scheltens, P, Leys, D, Barkhof, F, Huglo, D, Weinstein, HC, Vermersch, P, Kuiper, M, Steinling, M, Wolters, EC & Valk, J 1992, ‘Atrophy of medial temporal lobes on MRI in “probable” Alzheimer’s disease and normal ageing: diagnostic value and neuropsychological correlates’, Journal of Neurology, Neurosurgery & Psychiatry, vol. 55, no. 10, pp. 967-972, DOI 10.1136/jnnp.55.10.967, viewed 2 July 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1431963/>.
- Smith-Bindman, R, Lipson, J, Marcus, R, Kim, KP, Mahesh, M, Gould, R, Berrington de González, A & Miglioretti, DL 2009, ‘Radiation dose associated with common computed tomography examinations and the associated lifetime attributable risk of cancer’, Archives of Internal Medicine, vol. 169, no. 22, pp. 2078-2086, DOI 10.1001/archinternmed.2009.427, viewed 2 July 2026, <https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20008690/>.
- U.S. Food and Drug Administration 2017, FDA Drug Safety Communication: FDA warns that gadolinium-based contrast agents (GBCAs) are retained in the body, U.S. Food and Drug Administration, viewed 2 July 2026, <https://www.fda.gov/drugs/drug-safety-and-availability/>.















