明るいリビングで本を読む60代の女性|認知症の4割は予防できる

この記事で分かること

  • 日本人の認知症の38.9%は、理論上は予防できるという計算
  • 日本でいちばん大きな要因は「難聴」だったこと
  • この数字を、どこまで本気にしてよいのか

2026年1月、日本人を対象にした認知症の研究が発表されました。東海大学の研究グループによるもので、医学誌『The Lancet Regional Health – Western Pacific』に掲載されています。

結論はこうです。日本の認知症の38.9%は、理論上は予防できる。

そして、いちばん大きな要因として挙げられたのは、多くの方が予想しないものでした。難聴です。

本記事は、公的なガイドラインや研究報告にもとづく一般的な医療情報です。診断・治療は症状や経過をふまえて医師が判断します。ここで扱う数字は集団全体についての推計であり、個人の発症しやすさを示すものではありません。


目次



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1. 日本人の4割は予防できる

日本の認知症の方は、2025年におよそ675万人から730万人と推計されています。高齢者の5人に1人という計算です(厚生労働省 2015)。

この数を前にすると、「年をとれば仕方のないこと」と感じる方が多いと思います。今回の研究は、そこに具体的な数字を置きました。

研究の概要

  • 何を調べたか:日本人のデータを使い、14の要因が認知症にどれだけ寄与しているかを計算
  • 結果:14の要因を合計すると38.9%。日本の認知症の約4割が、理論上は予防しうる
  • 使ったデータ:国民健康・栄養調査(2019〜2022年)、日本の疫学調査、OECDの教育統計など

さらに、現実的な目標を置いた場合の計算も示されています(Wasano & Jørgensen 2026)。

14の要因を減らす度合い 防げると見込まれる人数
すべて10%減らす およそ20万8千人
すべて20%減らす およそ40万8千人

「全部ゼロにする」ではなく、1割減らすだけで20万人という数字です。14の要因を完璧に消すことは誰にもできませんが、少しずつ減らすことならできます。この研究が示しているのは、その「少しずつ」にも意味があるということです。



2. 最大のリスクは「難聴」

14の要因のうち、日本でいちばん寄与が大きかったのは難聴(6.7%)でした。血圧でも、糖尿病でも、喫煙でもありません。


なぜ耳が、脳に関わるのか

はっきりとした仕組みはまだ分かっていませんが、いくつかの説明が考えられています。

考えられていること 内容
入ってくる情報が減る 聞こえにくいと、脳に届く刺激そのものが減ります
聞き取りに力を使う 聞き取ろうとする負担が増え、ほかの働きに回る余力が減ります
人と話さなくなる 会話が億劫になり、外出や交流が減っていきます

3つ目は、14の要因の4位にある社会的孤立(3.5%)と地続きです。聞こえにくさが会話を減らし、会話が減ることで人との関わりが減る。別々の要因のようでいて、入口は同じかもしれません。

難聴と社会的孤立を合わせると10.2%になります。14の要因のなかで最大の組み合わせです。


気づきにくいのが難点です

難聴がやっかいなのは、本人が気づきにくいことです。視力の低下は「見えにくい」とすぐ分かりますが、聞こえの低下はゆっくり進むため、周囲が先に気づくことがほとんどです。

ご家族から次のように言われたことがあれば、一度調べる価値があります。

周囲が先に気づくサイン

  • テレビの音量が、以前より大きい
  • 聞き返すことが増えた
  • 会話の途中で、違う返事が返ってくる
  • 大勢の集まりで、話に入らなくなった
  • 電話を避けるようになった

最後の2つは、すでに会話から遠ざかり始めているサインです。ここが社会的孤立とつながる地点になります。

聞こえの相談は耳鼻咽喉科です。当院は脳神経外科のため、聴力の検査や補聴器のご相談はお受けしていません。「最近、聞き返すことが増えた」「テレビの音量が上がった」とご家族に言われた方は、耳鼻咽喉科にご相談ください。この記事でお伝えしたいのは、それが脳の話でもあるということです。



3. 世界の45%と日本の38.9%

この研究にはもとになった報告があります。2024年に『The Lancet』誌が出した国際委員会の報告で、世界では14の要因で45%が予防しうるとされました(Livingston et al. 2024)。

日本は38.9%。世界より低い数字です。そして順位も違いました。

  世界(2024) 日本(2026)
合計 45% 38.9%
1位 難聴・高LDL(各7%) 難聴(6.7%)
2位 — 運動不足(6.0%)
3位 — 高LDL(4.5%)

目を引くのは運動不足が2位に上がってきたことです。世界の報告では、高LDLコレステロールが難聴と並んで最大でした。日本では、運動不足のほうが上に来ます。

これは「日本人は運動不足が脳に効きやすい」という意味ではありません。日本でその要因を抱えている人が多い、という意味です。この違いは次の章でもう一度触れます。

体を動かすことと脳については、認知症が気になる40代・50代へ|早歩き習慣と脳の健康の関係でもくわしく扱っています。


いつ気をつければよいのか

14の要因は、効いてくる時期が違うと整理されています(Livingston et al. 2024)。

時期 主な要因
若いころ 教育を受けた期間
中年期 難聴、高LDLコレステロール、高血圧、肥満、多量の飲酒、頭部のけが
高齢期 喫煙、うつ、社会的孤立、運動不足、糖尿病、大気汚染、視力低下

注目していただきたいのは中年期です。難聴・コレステロール・血圧という、寄与の大きい要因がここに集まっています。

40代、50代は、健診で指摘されても「まだ大丈夫」と先送りしやすい時期です。この整理が示しているのは、その時期の積み残しが、20年先に効いてくるかもしれないということです。

逆に言えば、すでに高齢期に入っている方にも手を打てる要因が並んでいます。運動、人との関わり、禁煙、視力。どの年代でも「もう遅い」ということはありません。


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4. 14の因子と、その重み

14の要因と、日本での寄与の大きさを並べます(Wasano & Jørgensen 2026)。

要因 寄与
難聴 6.7%
運動不足 6.0%
高LDLコレステロール 4.5%
社会的孤立 3.5%
糖尿病 3.0%
高血圧 2.9%
うつ 2.6%
大気汚染 2.5%
喫煙 2.2%
教育を受けた期間が短い 1.5%
多量の飲酒 1.3%
頭部のけが 0.8%
肥満 0.7%
治療していない視力低下 0.6%

並べ方を変えてみる

この14個を、性質で分けると見通しがよくなります。

血管にかかわるもの(合計11.1%)

  • 高LDLコレステロール 4.5%/糖尿病 3.0%/高血圧 2.9%/肥満 0.7%

感覚にかかわるもの(合計7.3%)

  • 難聴 6.7%/視力低下 0.6%

暮らし方にかかわるもの(合計13.8%)

  • 運動不足 6.0%/社会的孤立 3.5%/喫煙 2.2%/多量の飲酒 1.3%/頭部のけが 0.8%

こうして見ると、血管にかかわる4つを合わせると11.1%になります。単独では難聴に及びませんが、まとめると最大の塊です。

そして血圧やコレステロールは、数値で分かり、薬で下げられるという性質があります。14個のうち、手を打ちやすいのはここです。


運動不足(6.0%)について

2位に入った運動不足は、世界の報告より上位に来ました。日本で運動の習慣がない人の割合が高いことを反映しています。

では、どのくらい動けばよいのか。この研究はそこまでは示していませんが、体を動かすことと脳の関係については別の研究が重ねられています。歩く速さと認知機能の関係を扱った早歩き習慣と脳の健康の記事もあわせてご覧ください。

診察でよく申し上げるのは、「続けられる形にする」ということです。週に何回と決めても、続かなければ意味がありません。買い物の行き帰りを少し遠回りにする、エレベーターを一階分だけ階段にする。そのくらいから始めるほうが、結果的に長続きします。


社会的孤立(3.5%)について

4位の社会的孤立は、数字にしにくい要因です。「一人暮らしかどうか」ではなく、人と関わる機会がどれだけあるかが問われています。

前の章で触れたとおり、聞こえにくさが会話を遠ざけ、会話が減ることで関わりが減っていきます。難聴と社会的孤立を分けて数えてはいますが、実際には同じ流れの前と後ろかもしれません。

ご家族が「最近、出かけなくなった」「電話を取らなくなった」と感じているなら、それは聞こえの問題かもしれず、気持ちの落ち込み(うつ 2.6%)かもしれません。どちらも14の要因に入っています。


頭部のけが(0.8%)について

寄与としては小さい数字ですが、脳神経外科として触れておきます。

この0.8%は、入院した例だけを数えた数字です。研究者自身が、軽いけがが含まれていないため少なく見積もられていると述べています。転んで頭を打ったけれど受診しなかった、という例は入っていません。

高齢の方が頭を打った場合、その場で症状がなくても、数週間から数か月あとに慢性硬膜下血腫という状態が現れることがあります。もの忘れや歩きにくさとして出るため、認知症と間違われることがあります。これは手術で改善しうる状態です。

「頭を打ったことがある」という情報は、診察でとても重要です。半年以内に心当たりがあれば、必ずお伝えください。



5. この数字の読み方

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。38.9%という数字は、そのまま受け取ると誤解します。


「難聴を治せば6.7%減る」ではありません

この6.7%という数字は、人口寄与割合と呼ばれるものです。「もし日本から難聴が完全になくなったら、認知症はこれだけ減る計算になる」という意味です。

現実には、難聴を完全になくすことはできません。また、この計算は難聴が認知症の原因であることを前提にしていますが、因果関係そのものが完全に証明されたわけではありません。認知症の初期の変化が、聞き取りにくさとして先に現れている可能性も残ります。

つまりこの数字は、「何に力を入れるべきかの順番」を示す地図であって、「これをやれば何%減る」という約束ではありません。


研究者自身が挙げている限界

この論文は、自分たちの計算の弱点を明記しています(Wasano & Jørgensen 2026)。おもなものを挙げます。

限界 内容
データの年代がばらばら 1990年代から2022年までのデータが混じっています
他国の数値を借りている 要因の重なり具合を日本のデータで計算できず、ノルウェーの値を使っています
リスクの大きさは欧米の研究 各要因がどれだけ危険かは、主に欧米の調査にもとづいています
頭部のけがは少なく見積もり 入院した例しか数えておらず、軽いけがは含まれていません

こうした限界があっても、この研究には意味があります。日本のデータで計算された、という点です。これまで私たちが目にしてきた「認知症の45%は予防できる」という数字は、世界全体のものでした。日本に当てはめ直すと38.9%になり、順位も変わる。その違いが見えたことが、この研究の価値です。


数字を自分に当てはめないでください

もうひとつ大切なことがあります。これは集団の数字で、個人の予測ではありません。

14の要因をすべて持っている方が必ず認知症になるわけではなく、ひとつも持たない方が必ず避けられるわけでもありません。年齢と遺伝的な背景は、この14個には含まれていません。

この数字の使い道は、ご自身を採点することではなく、「手を打てるところが思ったよりある」と知ることです。



6. 当院で調べられること

いわた脳神経外科クリニックは、大阪市城東区成育にある脳神経外科クリニックです。京阪本線「野江」駅 東側出入口より徒歩約4分、昼休みを設けず通して診療しています。

14の要因について、当院でできることと、できないことを正直に分けます。


当院で対応できるもの

要因 当院での対応
高LDLコレステロール(4.5%) 血液検査と、お薬による管理を行っています
高血圧(2.9%) 測定とお薬による管理を行っています
頭部のけが(0.8%) 脳神経外科の領域です。MRI・CTで調べられます
運動不足・飲酒(7.3%) 生活の整え方について、診察でご相談いただけます

脳神経外科がなぜ血圧やコレステロールを診るのかと思われるかもしれません。理由は単純で、これらが脳の血管に直結するからです。生活習慣病をおろそかにすると、脳の側に跳ね返ってきます。当院が血圧やコレステロールを扱うのは、その延長線上です。

血圧と脳の関係は脳卒中と高血圧の関係は?血圧管理でリスクをどれだけ下げられるかでくわしく解説しています。


ほかの医療機関にご紹介するもの

要因 ご案内
難聴(6.7%) 耳鼻咽喉科へ。聴力検査と補聴器のご相談はそちらになります
糖尿病(3.0%) 血液検査は行えますが、血糖の値によっては専門の医療機関にご紹介します
うつ(2.6%) 精神科・心療内科へ
視力低下(0.6%) 眼科へ

いま脳がどうなっているかを調べる

14の要因は「これから先」の話です。一方で、すでに始まっている変化がないかを調べることもできます。

検査 分かること
MRI 脳の萎縮の程度、隠れた脳梗塞、腫瘍などの有無。当日に受けていただけます
脳波 脳の電気的な活動。治療で改善しうる状態が隠れていないかを調べます
認知機能の検査 記憶や判断の働きを、数値として確認します
血液検査 コレステロール、血糖、甲状腺機能、栄養状態など

とくに脳波については、もの忘れの背景に治療できる状態が隠れていることがあります。高齢の方のてんかんは、けいれんを伴わず、短い時間ぼんやりする形で現れることがあります。その時間の記憶が抜けるため、周囲からは「もの忘れ」に見えます。くわしくは脳波でわかる”治療できるもの忘れ”|高齢者てんかんと認知症の違いをご覧ください。

この記事でご紹介した14の要因は、「これから先」を減らすための話です。一方で検査は、「いま何が起きているか」を見るものです。この2つは別のことで、どちらも必要になります。


ご家族と一緒に来ていただけると助かります

もの忘れの診察では、ご本人の自覚と、周囲から見えている様子がずれることがよくあります。ご本人は「いつもどおり」とおっしゃっていても、ご家族は半年前との違いに気づいている、ということが少なくありません。

受診のときは、次のようなことを教えていただけると助かります。

伺いたいこと 例
いつから 半年前くらいから、去年の夏ごろから
どう変わったか 同じことを何度も聞く、約束を忘れる、物をなくす
進み方 だんだんなのか、ある時期から急になのか
頭を打ったこと 転んだ、ぶつけた(半年以内なら必ず)
飲んでいるお薬 お薬手帳をお持ちください

とくに進み方は重要です。だんだん進むのか、ある時期から急に変わったのかで、考える病気が変わってきます。

また「年のせいのもの忘れ」と「病気のもの忘れ」の違いについては、物忘れと認知症の違い|初期症状・MCI・物忘れ外来を専門医が解説で整理しています。

急に様子が変わったときは、別に考えます。もの忘れがここ数日から数週間で急に進んだ、手足のまひやろれつが回らない症状を伴う、歩き方が変わった、尿が近くなった。こうした場合は、認知症とは別の病気が隠れていることがあります。早めに受診してください。突然の激しい頭痛や手足のまひがあるときは、迷わず119番です。



7. よくある質問

Q. 補聴器を使えば認知症を防げますか

そこまでは言えません。この研究が示したのは「集団として難聴の寄与が大きい」ということで、補聴器で認知症を防げると証明されたわけではありません。ただし、聞こえにくさは会話や外出を減らし、暮らしの質に直接かかわります。気になる方は耳鼻咽喉科にご相談ください。

Q. 14の要因のうち、いくつ当てはまると危ないですか

数を数えて危険度を判定する使い方はできません。これは集団全体の推計で、個人の発症しやすさを計算するものではないからです。ご自身を採点するのではなく、「手を打てるところがある」と知るための数字とお考えください。

Q. 何歳から気をつければよいですか

要因によって、効いてくる時期が違うと考えられています。教育は若いころ、難聴・高LDLコレステロール・高血圧などは中年期、社会的孤立や視力低下は高齢期というように整理されています(Livingston et al. 2024)。40代、50代で血圧やコレステロールを放置しないことには意味があります。

Q. 大気汚染が入っているのはなぜですか

個人では避けにくい要因ですが、集団としての寄与が2.5%と小さくないため含まれています。この研究では衛星から測定したデータが使われました。個人で対処しにくい要因が入っていることも、この数字を「自分の採点表」として使えない理由のひとつです。

Q. 血圧やコレステロールは、どこで診てもらえばよいですか

かかりつけの先生がいらっしゃれば、そちらで問題ありません。当院でも血液検査とお薬による管理を行っています。脳神経外科が扱うのは、これらが脳の血管に直結するからです。糖尿病については、血糖の値によっては専門の医療機関にご紹介します。

Q. もの忘れが気になります。何から始めればよいですか

まずは受診していただくのが確実です。当院では、認知機能の検査、MRI、脳波、血液検査を組み合わせて調べます。もの忘れの背景に、治療で改善しうる状態が隠れていることがあるためです。ご家族と一緒に来ていただけると、ご本人が気づきにくい変化を伺えます。

Q. 世界が45%で日本が38.9%なら、日本のほうが安心ですか

そうとは言えません。この差は「日本のほうが認知症になりにくい」ではなく、「日本ではその要因を抱えている人の割合が違う」ことを主に反映しています。計算の方法や使ったデータも異なります。比べるより、日本の順位のほうに目を向けるのが実用的です。

Q. 親に受診をすすめたいのですが、嫌がります

よくあるご相談です。「認知症の検査に行こう」と伝えると身構えられてしまうため、別の入口からお誘いいただく方が進みやすいことがあります。血圧やコレステロールの相談、頭を打ったことがあるので念のため、健診で指摘された項目の確認。そうした理由で来ていただいて、診察のなかで様子を伺うこともできます。ご本人が納得されないまま連れて来られるより、そのほうが続きます。

Q. 認知症の予防に効くサプリはありますか

この14の要因のなかに、サプリメントは含まれていません。食事や栄養が無関係という意味ではありませんが、今回の計算の対象にはなっていません。血液検査で栄養状態を確認することはできますので、気になる方はご相談ください。



8. まとめ

  1. 日本の認知症の38.9%は、理論上は予防できるという計算が2026年1月に発表されました。日本人のデータで計算された点が新しいところです。
  2. いちばん大きな要因は難聴(6.7%)でした。次が運動不足(6.0%)で、世界の報告とは順位が違います。
  3. 血管にかかわる4つを合わせると11.1%になります。数値で分かり、薬で下げられるという点で、手を打ちやすい場所です。
  4. この数字は個人の予測ではありません。「難聴を治せば6.7%減る」という意味でもありません。力を入れる順番を示す地図として使ってください。
  5. 当院では、血圧とコレステロールの管理、そして脳の状態を調べる検査を行っています。聞こえの相談は耳鼻咽喉科、糖尿病は値によって専門の医療機関にご紹介します。

認知症は、年をとれば避けられないもの、と受け取られがちです。この研究が示したのは、そうとばかりも言えないということでした。4割という数字は、あきらめなくてよい部分がそれだけあるという意味でもあります。もの忘れが気になる方、ご家族の様子が心配な方は、一度ご相談ください。



お問い合わせ・ご予約

いわた脳神経外科クリニック(〒536-0007 大阪市城東区成育2丁目13番27号 クリニックステーション野江 1-B/京阪本線「野江」駅 東側出入口より徒歩約4分/TEL 06-6935-2335)では、もの忘れの診療とMRI検査を行っています。ご予約は下記から可能です。

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重要:本記事の位置づけ(医療情報として)

  • 本記事は、公的資料や研究報告に基づく「一般的な医療情報」です。
  • 特定の治療を推奨・保証するものではありません。症状の感じ方や経過には個人差があります。
  • 実際の診断・治療は、症状・既往歴などを踏まえて医師が判断します。気になる症状があるときは受診してください。
この記事を書いた先生のプロフィール
いわた脳神経外科クリニック 院長 岩田 亮一
医師・医学博士/日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医/日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医/日本頭痛学会認定 頭痛専門医
(日本脳卒中学会・日本認知症学会 所属)

脳外科医として関西医大で14年間勤務。大学時代は、脳腫瘍や脳卒中の手術治療や研究を精力的に行ってきました。
脳血管内治療(カテーテル治療)の専門医でもあり、くも膜下出血や脳動脈解離など「危険な頭痛」の鑑別・初期対応にも力を入れています。
即日MRI診断で手遅れになる前にスムーズな病診連携を行っています。MRIで異常がない頭痛であっても、ただの頭痛ではなく脳の病気であり治療が必要です。メタ認知で治す頭痛治療をモットーに頭痛からの卒業を目指しています。
院長の私自身も頭痛と付き合ってきました。だからこそ、毎日頭痛外来で100人以上の頭痛患者さんの診療を行っています。我慢しないでその頭痛一緒に治療しましょう。

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院長写真

参考文献

  1. 厚生労働省 2015, 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン), 厚生労働省, viewed 13 October 2026, <https://www.mhlw.go.jp/>.
  2. Livingston, G, Huntley, J, Liu, KY, Costafreda, SG, Selbæk, G, Alladi, S, Ames, D, Banerjee, S, Burns, A, Brayne, C, Fox, NC, Ferri, CP, Gitlin, LN, Howard, R, Kales, HC, Kivimäki, M, Larson, EB, Nakasujja, N, Rockwood, K, Samus, Q, Shirai, K, Singh-Manoux, A, Schneider, LS, Walsh, S, Yao, Y, Sommerlad, A & Mukadam, N 2024, ‘Dementia prevention, intervention, and care: 2024 report of the Lancet standing Commission’, The Lancet, vol. 404, no. 10452, pp. 572-628, DOI 10.1016/S0140-6736(24)01296-0, viewed 13 October 2026, <https://doi.org/10.1016/S0140-6736(24)01296-0>.
  3. Wasano, K & Jørgensen, K 2026, ‘The potential for dementia prevention in Japan: a population attributable fraction calculation for 14 modifiable risk factors and estimates of the impact of risk factor reductions’, The Lancet Regional Health – Western Pacific, vol. 66, art. no. 101792, DOI 10.1016/j.lanwpc.2025.101792, viewed 13 October 2026, <https://doi.org/10.1016/j.lanwpc.2025.101792>.