大阪市城東区にある「いわた脳神経外科クリニック」 院長 岩田 亮一 です。

 

お正月は楽しい時間を過ごせる一方で、生活リズムが乱れやすく、「お正月に頭痛がひどくなる」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?本記事では、正月頭痛の原因と、その対策となる5つのポイントを解説します。片頭痛を予防して、快適なお正月を迎えましょう!

 

1. 正月に頭痛が起こりやすい理由

 

  • 正月は普段の生活リズムが大きく乱れる時期です。
  • アルコールの多飲、睡眠過多、運動不足、騒がしい環境などが頭痛を誘発します。
  • 特に片頭痛持ちの方にとっては、こうした環境の変化が大きな負担となります。

2. 正月頭痛の主な原因

  • 生活リズムの乱れ:寝正月で不規則な睡眠時間が続くことが原因に。
  • アルコール多飲や暴飲暴食:血管の収縮や拡張が頭痛を引き起こします。
  • 寒波の影響:寒さを感じるTRPA1チャネルの活性化が痛みを誘発します。
  • 親戚や家族とのストレス:騒がしい環境や心理的なストレスも頭痛の引き金に。

 

3. 頭痛を防ぐための5つのポイント

 

 

 

 

 

4. 正月頭痛が続く場合に考えられる病気

  • 頭痛が頻繁に続く場合は、片頭痛や緊張型頭痛だけでなく、脳梗塞や脳出血などの可能性も考えられます。異常を感じたら早めに医師の診察を受けましょう。

 

5. 頭痛が続くときは専門医に相談を!

当クリニックでは、頭痛専門の診療を行っています。正月頭痛が気になる方や、症状が続く場合はお気軽にご相談ください。適切な診断と治療で快適な生活をサポートいたします。

 

まとめ

正月頭痛は生活リズムの乱れや環境の影響が主な原因です。今回紹介した5つのポイントを実践することで、頭痛の予防が期待できます。快適なお正月を過ごすために、自分の生活を整える工夫をしてみましょう。頭痛が続く場合は、専門医にご相談ください。

 

 

 

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この記事を書いた先生のプロフィール

医師・医学博士【脳神経外科専門医・頭痛専門医 ほか】
脳外科医として関西医大で14年間勤務。大学時代は、脳腫瘍や脳卒中の手術治療や研究を精力的に行ってきました。脳卒中予防に重点をおいた内科管理や全身管理を得意としています。
脳の病気は、目が見えにくい、頭が重たい、めまい、物忘れなど些細な症状だと思っていても重篤な病気が潜んでいる可能性があります。
即日MRI診断で手遅れになる前にスムーズな病診連携を行っています。MRIで異常がない頭痛であっても、ただの頭痛ではなく脳の病気であり治療が必要です。メタ認知で治す頭痛治療をモットーに頭痛からの卒業を目指しています。
院長の私自身も頭痛持ちですが、生活環境の整備やCGRP製剤による治療により克服し、毎日頭痛外来で100人以上の頭痛患者さんの診療を行っています。我慢しないでその頭痛一緒に治療しましょう。

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