この記事で分かること
- 梅雨期の気圧・気温・湿度変化が、三叉神経→CGRP放出→血管拡張という流れで片頭痛を引き起こすメカニズム
- アジョビ(フレマネズマブ)がCGRP分子そのものをブロックし、気象トリガーへの感受性を下げる可能性があること
- HALO-EM後解析(Ortega et al., 2025)で、アジョビ投与群において気温・気圧変化と頭痛発症の統計的な関連が減弱したとの報告があること
- 日本人・韓国人を対象とした試験での有効性データ、投与方法、保険適用の概要
※本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の治療を推奨するものではありません。治療の適否については必ず担当医にご相談ください。効果や副作用には個人差があります。
梅雨が近づくたびに、頭痛薬をカバンに入れて出勤する──そんな習慣がついてしまっている方は、少なくないのではないでしょうか。
「天気が崩れると頭が痛くなる」。長年そう思い込んで、鎮痛薬で乗り越えてきた方もいらっしゃると思います。でも実は、それは「気のせい」でも「我慢が足りない」でもありません。気圧の変化が脳内の特定の神経物質を過剰に放出させ、血管を拡張させる──という、れっきとした生物学的なプロセスが起きているのです。
この記事では、梅雨と片頭痛の関係を神経科学の観点から解説するとともに、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)を直接ブロックする注射製剤「アジョビ(フレマネズマブ)」が、気象性の頭痛トリガーを抑制する可能性について、臨床試験のデータをもとにご紹介します。
梅雨期の片頭痛対策全般(食事・睡眠・セルフケアを含む)については、「梅雨の頭痛はなぜ起きる?原因と対策」もあわせてご覧ください。本記事はアジョビ(フレマネズマブ)を中心とした予防療法に特化した内容です。
目次
梅雨前に頭痛の予防を相談したい方は、こちらからご予約ください。
1. 梅雨期に片頭痛が悪化するメカニズム
片頭痛患者の約半数以上が「天候変化」を頭痛の誘因として認識していることが、複数の疫学調査で示されています(Kesserwani, 2021)。そして梅雨は、その誘因が重なる季節です。
気圧・気温・湿度──3つのトリガーが同時に重なる
梅雨期に特徴的なのは、気象的なストレスが「単発」ではなく「連続」することです。前線の通過による気圧の急落、それにともなう気温の乱高下、そして慢性的な高湿度が、ほぼ毎日繰り返されます。
片頭痛患者1,207人を対象にした誘発要因調査では、天候変化が53.2%の患者で頭痛トリガーとなっており、ストレス・ホルモン変化・絶食に次ぐ4番目に多い誘因であったと報告されています(Kesserwani, 2021)。梅雨期の片頭痛悪化は、患者の体感だけでなく、データが裏づけているものです。
内耳が「気圧センサー」として過剰反応する
なぜ気圧の変化が頭痛につながるのか。現在、最も有力な仮説のひとつが「内耳センサー説」です。
内耳(前庭器官)は気圧の変化を感知する役割を担っています。片頭痛の素因を持つ方では、この感度が過剰になっている可能性が指摘されています。気圧が数ヘクトパスカル低下するだけで内耳が強いシグナルを発し、そのシグナルが三叉神経へと伝わっていくと考えられています。
梅雨×片頭痛の「累積効果」
晴れた日なら1回の気圧変化が頭痛を起こさなくても、梅雨は毎日・繰り返し気圧が変動します。三叉神経が慢性的に刺激を受け続けることで「末梢感作」が起き、いつもより小さな刺激でも頭痛が誘発されやすい状態になると考えられています。これが「梅雨は特に辛い」という患者さんの体感の背景にあるものです。
2. CGRPが「気象性頭痛」の鍵である理由
三叉神経への刺激が頭痛へと転化する過程で、中心的な役割を担っているのがCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という神経ペプチドです。
三叉神経→CGRP放出→血管拡張のカスケード
気圧変化の刺激が三叉神経に届くと、神経末端からCGRPが放出されます。CGRPは硬膜血管を拡張させ、周囲に神経因性の炎症を引き起こします。この拡張・炎症が三叉神経をさらに興奮させ、「拍動性の頭痛」として感じられるようになります。
さらにCGRPによる末梢感作が進むと、脊髄・脳幹レベルの中枢感作へと波及します。こうなると通常なら無害な刺激(音・光・匂い)まで頭痛を悪化させるようになり、いわゆる「片頭痛発作」の全症状が出そろっていきます。
梅雨期はCGRP放出が「慢性化」しやすい
前述のように、梅雨は気圧変動が繰り返されます。一度CGRPが大量放出され末梢感作が起きた状態で、また翌日気圧が下がれば、さらにCGRPが放出されます。この繰り返しが「慢性化」を招き、梅雨が明けてもしばらく頭痛が続くという経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
CGRPを直接ブロックすることの意味
気象性片頭痛の「引き金」が気圧変化だとすると、「引き金が引かれても弾が出ない」状態をつくることができれば、頭痛の悪化を防げると考えられます。アジョビ(フレマネズマブ)は、三叉神経末端から放出されるCGRP分子に直接結合し、その活動を抑制するように設計されています。これが「気象トリガーを和らげるのではないか」と期待される科学的な根拠です。
3. アジョビ(フレマネズマブ)の特徴
アジョビ(一般名:フレマネズマブ)は、片頭痛発作の発症抑制を目的として使用されるCGRP標的モノクローナル抗体です。2018年9月に米国FDAで世界初承認を取得し(Hoy, 2018)、日本では2021年6月に承認されました。
「CGRP分子」に直接結合する作用機序
現在、日本で承認されているCGRP関連の片頭痛予防注射には、大きく2つのタイプがあります。ひとつはCGRP分子そのもの(リガンド)に結合して中和するタイプで、エムガルティ(ガルカネズマブ)とアジョビ(フレマネズマブ)がこれにあたります。もうひとつはCGRP受容体をブロックするタイプで、アイモビーグ(エレヌマブ)がこちらに該当します。
アジョビとエムガルティはいずれもCGRP分子に結合しますが、結合するエピトープ(抗体が認識する部位)や抗体の構造(IgGサブクラス)が異なります。また、アジョビは4週間に1回投与のほかに12週間に1回投与が選べるという特徴があります。
アジョビの消失半減期は約30日です。4週間に1回の投与で安定した血中濃度が維持でき、継続投与によって長期的な片頭痛発作の抑制が期待されます。
投与スケジュールは「月1回」または「12週ごと」の2択
アジョビには2種類の投与スケジュールがあります。
アジョビの2つの投与プラン(国内承認用量)
- 4週間に1回投与:225mg(1本)を皮下注射。定期的に投与することで安定した発症抑制効果が期待されます。
- 12週間に1回投与:675mg(3本)を皮下注射。約3ヶ月に1回の通院で済むため、生活リズムに合わせやすい選択肢です。
どちらのプランが適しているかは、頭痛の頻度・生活スタイル・他の治療薬との兼ね合いなどを踏まえて担当医と相談して決めます。
主要な臨床試験(HALO試験)の概要
アジョビの有効性と安全性は、大規模国際試験である「HALO試験」で検証されています。反復性片頭痛を対象としたHALO-EM試験(Dodick et al., 2018)では、12週間のプラセボ比較試験において、アジョビ群(4週間に1回225mg)は月あたり片頭痛日数をベースラインから3.7日減少させ、50%レスポンダー率(月あたり片頭痛日数が半分以下になった患者割合)は47.7%に達しました。プラセボ群の27.9%と比べて統計的に有意な差が確認されています(p<0.001)。
慢性片頭痛を対象としたHALO-CM試験(Silberstein et al., 2017)でも、4週間に1回投与群で4.6日減少、12週間に1回投与群で4.3日減少とほぼ同等の効果が示されています(いずれもベースラインからの変化量。プラセボ群は2.5日減少)。
アジョビの適応かどうか、一度診察でご相談ください。
4. アジョビと気象トリガー──HALO-EM後解析
「アジョビが気象性頭痛に効くかどうか」を直接検討した研究があります。米国神経学会(AAN)の2025年次大会で発表された、HALO-EM試験の後解析です(Ortega et al., 2025)。
研究のデザイン:気象データと頭痛日記を照合
この後解析では、HALO-EM試験に参加した米国の患者660名(女性85.2%、平均年齢41.2歳)の76,000日以上に及ぶ頭痛日記データと、全米気候データセンター(NCDC)の実際の気象データを日単位でマッチングしました。気温・気圧・湿度・降水量・風速という5つの気象変数と、頭痛発症の有無との関連を、治療前(ベースライン期)と治療後(12週間投与後)で比較しています。
結果:気温・気圧変化と頭痛の関連が統計的に消失
HALO-EM後解析(Ortega et al., 2025)の主な結果
- 気温の影響(治療前):気温が10°F(約5.6℃)上昇するごとに頭痛発症リスクが有意に上昇(オッズ比 1.06、p<0.0001)
- 気温の影響(アジョビ投与12週後):同じ気温上昇に対するオッズ比が1.02まで低下し、統計的な有意性が認められなくなった
- 気圧・湿度・降水量・風速についても同様に、アジョビ投与後には気象変数と頭痛発症日の関連が弱まる傾向が示された
- 月あたり頭痛日数:ベースライン平均11.2日 → アジョビ投与後6.7日(プラセボ群は7.8日)
この結果が示唆するもの
この後解析が示唆するのは、アジョビが「気象変化→三叉神経興奮→CGRP放出→頭痛」というカスケードの早期段階を抑制することで、気象トリガーそのものへの感受性を下げる可能性があるということです。梅雨の気圧変動が訪れても、CGRPが大量放出される「入口」を塞ぐことができれば、頭痛発作に至るリスクが低下すると考えられます。
研究の限界について
この研究はHALO-EM試験の探索的な事後解析(post-hoc analysis)であり、気象感受性の高い患者を対象にあらかじめ設計されたランダム化比較試験ではありません。事後解析はあくまで仮説を生成するためのものであり、「アジョビが気象性頭痛に効く」と証明されたわけではない点にご注意ください。また対象は米国の患者であり、日本の梅雨特有の気象パターン(高湿度・長期間の気圧変動)での効果を直接検証したものではありません。今後、日本の梅雨期を対象とした前向き研究が望まれます。
5. 日本人患者のデータと保険適用
日本人・韓国人患者対象のランダム化試験
アジョビの有効性・安全性は、日本人および韓国人の片頭痛患者を対象とした国内第3相試験でも確認されています(Sakai et al., 2021)。月4〜14日の片頭痛がある反復性片頭痛患者を対象に、アジョビ群とプラセボ群を比較した結果、12週間後の月あたり片頭痛日数の変化量は、4週間に1回投与群で−4.0日、12週間に1回投与群でも−4.0日であり、プラセボ群の−1.0日と比べて統計的に有意な差が確認されました(p<0.0001)。50%レスポンダー率は4週間に1回投与群41.3%、12週間に1回投与群45.3%に対し、プラセボ群11.2%でした。
日本の臨床試験でも、グローバル試験と同等の効果が示されていること、これはアジョビが日本人患者にも有効である可能性を支持するデータといえます。
日本リアルワールドデータ:実臨床での効果
臨床試験だけでなく、日本の実際の診療現場でのデータも蓄積されつつあります。日本国内の片頭痛患者を対象とした後ろ向き研究(Ohtani et al., 2023)では、アジョビ投与開始から4ヶ月後に月あたり片頭痛日数が平均12.6日からベースライン比で5.9日減少し、50%レスポンダー率は55.2%、患者満足度は86.2%であったと報告されています。試験環境ではなく、通常診療の場でも臨床試験に近い効果が見られているというのは、実際の患者さんにとって意味があるデータではないでしょうか。
保険適用と対象患者
アジョビの適応・保険適用について
- 効能・効果:片頭痛発作の発症抑制(添付文書の承認文言)
- 日本承認:2021年6月(保険診療適用)
- 投与対象の目安:最適使用推進ガイドラインに基づき、片頭痛の頻度・重症度・日常生活への支障度を踏まえて担当医が判断します。
- 投与方法:皮下注射。オートインジェクター製剤(4週間に1回投与の場合)では、在宅自己注射も認められています。
- 費用の目安:薬価は225mg 1本あたり約41,356円です。3割負担の場合、4週間に1回投与で1回あたり約12,400円、12週間に1回投与(3本)で約37,200円が目安です(別途、診察料・注射手技料等がかかります)。詳細は受診時にご確認ください。
主な副作用と注意点
添付文書に記載されている主な副作用は、注射部位に関するものが中心です。国内外の臨床試験では、注射部位疼痛(約23〜29%)、注射部位硬結(約19〜24%)、注射部位紅斑(約18〜21%)などが報告されています。副作用の全体的な発現率は約47〜51%ですが、その多くは注射部位の軽度な反応であり、重篤な副作用の頻度はプラセボ群と同程度でした。
副作用・安全性に関する注意
- 妊婦または妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与されます。
- すべての患者に効果が出るわけではなく、3〜6ヶ月の投与で効果を評価するのが一般的です。
- 副作用や適応については担当医と十分にご相談ください。
片頭痛の頻度が多い方は、発作を減らすための予防治療についてご相談ください。
6. よくある質問
Q1. アジョビとエムガルティの違いは何ですか?
A. どちらもCGRP分子(リガンド)に結合してその働きを抑える抗体製剤であり、基本的な作用メカニズムは同じカテゴリに属します。ただし、結合するエピトープや抗体の構造が異なるため、個人ごとの相性や効果に違いが出る場合があります。投与スケジュール面では、アジョビには12週ごと(3ヶ月に1回)投与の選択肢がある点が特徴です。なお、CGRP受容体をブロックするタイプの薬にはアイモビーグ(エレヌマブ)があります。どの製剤が適しているかは頭痛の種類・頻度・生活スタイルなどによって異なるため、担当医とご相談ください。
Q2. 梅雨の期間だけ打って、梅雨明けに止められますか?
A. アジョビは4週間に1回または12週間に1回の定期投与が基本であり、「梅雨期だけ投与して止める」という使い方は通常行われません。効果の評価に3〜6ヶ月かかること、また突然の中止による反跳(リバウンド)のリスクも考慮が必要です。継続や中止のタイミングは担当医と相談して決めていただく必要があります。
Q3. 効果が出るまでにどのくらいかかりますか?
A. 早い方では1回目の投与後1〜2週間で変化を感じる場合もあると報告されています。一方、3〜6ヶ月の継続投与で効果が出てくる方もいます。HALO-EM試験では主要評価期間として12週間が設定されており、この期間で有意な効果が示されています。効果の判定は3〜6ヶ月を目安に担当医とともに行うことが一般的です。
Q4. 鎮痛薬(トリプタン等)との併用はできますか?
A. アジョビは毎日内服する薬ではなく、4週間に1回の注射製剤です。発作が起きたときにトリプタン系薬や鎮痛薬を使うこととは原則として共存できます。実際、HALO試験ではトリプタン使用者も試験に参加しており、一定の効果が確認されています。ただし内服予防薬(β遮断薬、バルプロ酸等)との併用については担当医にご確認ください。
Q5. 梅雨に頭痛がひどい場合、まず何をすればよいですか?
A. まずは頭痛ダイアリー(頭痛の日時・天気・生活状況)をつけ、受診時に持参することをおすすめします。頭痛の頻度・性質・生活への支障を医師と共有することで、アジョビ等の予防療法が適応かどうかを判断しやすくなります。月に4日以上片頭痛が起きている場合は、予防療法の対象になり得ますので、お気軽にご相談ください。
7. まとめ
本記事のまとめ
- 梅雨期の片頭痛悪化は「気のせい」ではなく、気圧・気温・湿度の変化が内耳センサーを過剰刺激し、三叉神経→CGRP放出→血管拡張という生物学的カスケードを繰り返し起動することで起きると考えられている。
- アジョビ(フレマネズマブ)はCGRP分子に直接結合するモノクローナル抗体であり、4週間に1回または12週間に1回の皮下注射で投与する。2021年に承認、同年8月より保険適用。
- HALO-EM試験(反復性片頭痛)では月あたり片頭痛日数をベースラインから平均3.7日減少させ、50%レスポンダー率47.7%が示された(Dodick et al., 2018)。日本人・韓国人対象の試験でも同等の効果が確認されている(Sakai et al., 2021)。
- HALO-EM試験の事後解析(Ortega et al., 2025)では、アジョビ投与群において気温変化と頭痛発症の統計的な関連が減弱したとの報告がある。ただしこれは探索的な事後解析であり、気象関連の頭痛への効果を証明するものではない。
- すべての患者に効果が出るわけではなく、適応・効果の評価・継続は担当医との相談のうえで行うことが重要。梅雨前から相談を始めておくことで、シーズンを通じた予防体制を整えやすくなる。
「毎年梅雨になると頭痛がひどくて仕事を休みがちになる」「鎮痛薬を飲みすぎているかもしれない」とお感じの方は、ぜひ一度、片頭痛の予防療法についてご相談ください。あなたの頭痛のパターンや生活スタイルに合わせて、一緒に考えていきます。
お問い合わせ・ご予約
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重要:本記事の位置づけ
本記事は医療情報の提供を目的として作成されており、特定の治療法の選択を推奨するものではありません。個々の診断・治療方針については、必ず担当の医師にご相談ください。記載されている研究結果・数値は引用元の文献に基づいていますが、個人によって効果や副作用は異なります。
参考文献
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