【結論】ナルティークが効かない時にすべきこと
1. 服用タイミングを見直す:頭痛の初期段階で服用する
2. 他の薬への変更を医師に相談する
3. 予防治療の検討:隔日投与や他の予防薬への切り替え
4. 診断の再確認:本当に片頭痛かを確認する
5. 自己判断での中止は禁物:必ず医師に相談すること
「ナルティークを飲んだのに頭痛が治らない…」「期待していたのに効果を感じられない」—そんな悩みを抱えていませんか?
2025年9月に承認されたナルティークOD錠(リメゲパント)は、片頭痛発作の急性期治療と予防の両方に使える国内初の経口CGRP受容体拮抗薬として、多くの期待を集めています。しかし、すべての患者さんに効果があるわけではありません。
国内臨床試験の結果
- ナルティーク服用群:32.4%が2時間後に頭痛消失
- プラセボ(偽薬)群:13.0%が2時間後に頭痛消失
- 統計的有意差:あり(p<0.0001)
- → 約7割の方は完全消失に至らない可能性がある
本記事では、いわた脳神経外科クリニックの頭痛専門医の視点から、ナルティークが効かない場合の具体的な対処法、他の治療薬への切り替え方、予防治療の導入方法について、最新のエビデンスに基づいて詳しく解説します。
この記事で分かること
・ナルティークの実際の効果と限界(臨床試験データ)
・効かない5つの主な原因と対処法
・他の治療薬への切り替え方(トリプタン、ラスミジタン等)
・予防治療(隔日投与)の現実的な効果
・リスクが低い理由
・頭痛専門医に相談すべきタイミング
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目次
1. ナルティークとは?基本情報
作用機序:CGRP受容体を選択的にブロック
ナルティークの有効成分であるリメゲパントは、片頭痛の発症に深く関与するCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)受容体を選択的に阻害します。CGRPは三叉神経周辺の血管拡張や炎症を引き起こす神経伝達物質です。リメゲパントがCGRP受容体に結合することで、CGRPの働きをブロックし、片頭痛の痛みや随伴症状(悪心、光過敏、音過敏など)を緩和します。
トリプタン製剤との違い:ナルティークには血管収縮作用がないため、心血管系リスクのある患者さんにも使いやすい特徴があります。
用法・用量:急性期治療と予防の2通り
| 使用目的 | 用法 | 重要事項 |
|---|---|---|
| 急性期治療 (頭痛が起きた時) |
1回75mg(1錠)を 片頭痛発作時に服用 |
⚠️ 1日75mgまで (追加投与不可) |
| 予防治療 (発作を減らす) |
75mgを 隔日(2日に1回)服用 |
MOHリスク低 長期使用可能 |
ナルティークの4つの特徴
- 水なしで服用可能:口腔内崩壊錠(OD錠)のため、いつでもどこでも服用できます
- 血管収縮作用がない:心血管系リスクのある患者さんにも使いやすい
- 急性期治療と予防の両対応:1剤で包括的な片頭痛管理が可能
- 薬物乱用頭痛(MOH)のリスクが低い:長期臨床試験でもMOH発生例なし
2. 臨床試験データから見る実際の効果
ナルティークの有効性は国内外の臨床試験で確認されていますが、効果には個人差があり、期待値を現実的に持つことが重要です。データを正しく理解しましょう。
国内第II/III相試験(急性期治療)の結果 (Croop et al., 2019)
| 評価項目 | ナルティーク75mg群 | プラセボ群 | 群間差 |
|---|---|---|---|
| 投与2時間後の 頭痛完全消失率 |
32.4% (77/238例) |
13.0% (30/230例) |
+19.4% p<0.0001*** |
データの正しい解釈
・ナルティーク群では約3人に1人(32.4%)が2時間後に頭痛が完全消失
・プラセボ群でも13.0%が消失(プラセボ効果)
・統計学的に有意な差(約19%)はある
・ただし、約7割の方は完全消失には至らない
※「完全消失しない=効果がない」ではありません。頭痛の軽減や随伴症状の改善など、部分的な効果が得られている可能性があります。
予防治療としての効果(隔日投与)(Johnston et al., 2022)
| 試験種別 | 評価項目 | ナルティーク 隔日投与群 |
プラセボ群 | 群間差 |
|---|---|---|---|---|
| 国内第III相試験 | 1ヵ月あたりの 平均片頭痛日数の減少 |
-2.4日 | -1.4日 | -1.1日 p=0.0021** |
| 海外長期試験 (BHV3000-201) 52週間 |
月間片頭痛日数 (MMD)の変化 |
ベースライン:10.9日 52週後:8.9日 |
対照群なし (オープンラベル試験) |
-2.0日減少 (18%減) |
予防効果について理解しておくべきこと
・国内試験では月あたり平均2.4日減少(プラセボとの差は1.1日)
・海外長期試験(52週間)では月あたり約2日減少
・効果は統計的に有意だが、劇的な改善ではない
・個人差が大きく、より効果的な予防薬が必要な場合もある
・予防効果が不十分な場合は、他の予防治療(CGRP抗体製剤など)の検討も重要
現実的な期待値を持つことが大切
ナルティークの予防効果は「月2日程度の減少」です(Johnston et al., 2022)。より強力な予防効果が必要な場合は、他の治療選択肢について医師とご相談ください。CGRP抗体製剤(エムガルティ、アジョビなど)は、より高い予防効果が期待できる場合があります。
3. ナルティークが効かない5つの理由
ナルティークを服用しても効果が不十分な場合、以下のような原因が考えられます。原因を特定することが、適切な対処法を見つける第一歩です。
理由1. 診断の問題(片頭痛ではない可能性)
頭痛が片頭痛ではなく他の頭痛タイプである可能性があります。
- 緊張型頭痛:両側性の締め付けられるような痛み→片頭痛薬は効きません
- 群発頭痛:片側の激しい痛みが一定期間集中→治療法が異なります
- 二次性頭痛:副鼻腔炎、頸椎疾患、脳血管障害など→原因疾患の治療が必要
対策:頭痛専門医による正確な診断と画像検査(MRI・MRA)で重大な疾患を除外することが重要です。頭痛日誌をつけてパターンを把握しましょう。
⚠️ 重要:二次性頭痛の中には、くも膜下出血、脳腫瘍、脳動脈解離など、生命に関わる重大な疾患が隠れている場合があります。これらの鑑別にはMRI・MRA検査が不可欠です。
理由2. 服用タイミングの問題
片頭痛の急性期治療薬は、早期に服用するほど効果が高いことが知られています。
- 最も効果的なタイミング:片頭痛の前兆期~頭痛が軽度のうち(痛み始めから1時間以内)
- 効果が出にくいタイミング:頭痛が中等度~重度になってから、発症から数時間経過後
- トリプタン製剤のエビデンス:「Act when Mild(軽いうちに対処)」が推奨されており、発作開始から早期の内服が効果的であることが多数の研究で示されています
対策:次回は頭痛を感じ始めた早い段階で服用してください。痛みが強くなってからでは効果が減弱する可能性があります。
理由3. 個人差による反応性の違い
臨床試験のデータが示すように、すべての患者さんが同じように反応するわけではありません。
- CGRP系統以外の機序:片頭痛には複数の発症機序があり、CGRPが主要因でない場合は効果限定的
- 代謝の個人差:薬物の代謝速度や血中濃度に個人差がある
- 遺伝的要因:CGRP受容体の個人差や、片頭痛の病態そのものの違い
対策:頭痛に詳しい専門医(頭痛専門医、脳神経外科医、神経内科医)に診てもらい、患者さんの病態に合った治療法を見つけることが重要です。他の作用機序を持つ薬剤への変更も検討します。
理由4. トリガーが改善されていない
- ストレス・睡眠不足:片頭痛のトリガーが残っている
- ホルモン変動:月経関連片頭痛など
- 気圧変化:天候による頭痛
- 食事要因:チョコレート、チーズ、アルコールなどの誘因
対策:薬物療法と並行して、生活習慣の改善やトリガーの回避も重要。
理由5. そもそもの効果が限定的である可能性
臨床試験データから分かるように、ナルティークの効果には限界があります。
- 急性期治療:約7割の患者さんは完全消失に至らない
- 予防治療(隔日投与):月あたりの片頭痛日数は平均2日程度の減少
- QOL改善:1年で約8%の改善(0.08 QALY)に留まる
- 個人差が大きい:より効果的な治療法が必要な場合がある
対策:患者さんが期待するほどの効果が得られない場合は、他の治療選択肢(より強力な予防薬など)について医師とご相談ください。
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4. 効果が不十分な時の具体的対処法
対処法1:他の急性期治療薬への変更
① トリプタン製剤(作用機序が異なる)
トリプタン製剤はセロトニン5-HT1B/1D受容体を刺激することで効果を発揮します。ナルティークとは作用機序が異なるため、ナルティークが効かない患者さんにも有効な可能性があります。
| 一般名 | 商品名 | 特徴 |
|---|---|---|
| スマトリプタン | イミグラン | 錠剤・点鼻薬・皮下注射。効果発現が速い |
| エレトリプタン | レルパックス | 効果が強く、持続時間が長い |
| リザトリプタン | マクサルト | OD錠あり。効果発現が速い |
注意点:トリプタン製剤は血管収縮作用があるため、虚血性心疾患、脳血管障害、末梢血管障害のある方には使用できません。
② ラスミジタン(レイボー)
5-HT1F受容体作動薬という新しいクラス。血管収縮作用がないため、心血管系リスクのある患者さんにも使用可能。
- 用法:1回50mg~200mg
- 特徴:24時間で総投与量200mg以内なら柔軟に服用可能
- 注意:めまい、眠気があるため服用後8時間は運転禁止
③ NSAIDsや制吐薬との併用
- NSAIDs併用:ロキソプロフェン、イブプロフェンなどで相乗効果
- 制吐薬併用:メトクロプラミド、ドンペリドンで悪心・嘔吐を軽減
対処法2:用法の見直し
- 服用タイミングの最適化:頭痛を感じ始めた早期に服用
- 予防的使用への切り替え:隔日服用による予防治療を試す
- 頭痛日誌の活用:パターン、前兆、トリガーを記録して最適化
対処法3:診断の再確認
効果がない場合は、頭痛の原因を再検査することが重要です。
- 神経学的診察:詳細な問診と身体所見
- 画像検査:MRI・MRAで二次性頭痛を除外
- 血液検査:炎症マーカー、甲状腺機能など
5. 対応フローチャート(3ステップ)
ナルティークが効かない場合、以下の3ステップで対応しましょう。
- 服用後2時間以内に頭痛が軽減または消失したか?
- 随伴症状(悪心、光過敏など)は改善したか?
- 服用タイミングは適切だったか?(頭痛の初期段階で服用したか)
- 診断は正確か?(本当に片頭痛か?)
- 生活習慣の問題はないか?(睡眠、ストレス、食事など)
- 自己判断で服用を中止しない
- 頭痛日誌を持参し、詳細な情報を共有する
- 効果・副作用・生活への影響を具体的に伝える
- できれば頭痛専門医による診察を受ける
- 薬剤変更:トリプタン製剤、ラスミジタンへの切り替え
- 併用療法:NSAIDs、制吐薬の追加
- 予防治療の導入:隔日投与への切り替え、または他の予防薬の検討
- 非薬物療法:生活習慣の改善、トリガー回避
重要:自己判断での服薬中止や変更は危険です。必ず医師と相談してください。
6. 予防治療への切り替え(隔日投与)
急性期治療で十分な効果が得られない場合、予防治療の導入を検討します。ナルティークは隔日投与により予防効果も期待できますが、効果の大きさについて現実的な期待を持つことが重要です。
予防治療の適応(こんな方におすすめ)
- 片頭痛発作が月に4回以上、または月に8日以上の片頭痛日数がある
- 急性期治療薬の効果が不十分、または使用できない
- 片頭痛による日常生活への支障が大きい
ナルティーク隔日投与の利点
- 薬物乱用頭痛(MOH)のリスクが非常に低い:最長52週間の投与でもMOH発生例なし
- 月あたりの片頭痛日数が平均2.4日減少(国内試験)、約2日減少(海外長期試験)
- 急性期治療と同じ薬で予防できる:使い分けが簡単
予防効果の現実的な理解
ナルティークの隔日投与による予防効果は、月あたり2日程度の片頭痛日数の減少です。
・より強力な予防効果が必要な場合は、他の選択肢もあります
・効果が不十分な場合は、医師と相談して治療方針を見直しましょう
その他の予防治療の選択肢
ナルティークの予防効果が不十分な場合、以下のような他の予防治療も選択肢となります。
| 種類 | 薬剤名(商品名) | 投与方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CGRP関連 抗体製剤 |
ガルカネズマブ (エムガルティ) |
月1回皮下注射 | 初回240mg、以後120mg |
| フレマネズマブ (アジョビ) |
月1回or3ヶ月に1回 | 投与間隔の柔軟性 | |
| エレヌマブ (アイモビーグ) |
月1回皮下注射 | CGRP受容体に作用 |
予防治療の選択について
それぞれの予防薬には特徴があり、効果の程度も個人差があります。ナルティークの予防効果が不十分な場合は、他の予防治療についても医師とご相談ください。より詳しい比較は、別の記事でご紹介する予定です。
非薬物療法の重要性
薬物療法と併用することで、より良い効果が期待できます。
生活習慣の改善
- 規則正しい睡眠(7~8時間)
- 適度な運動(週3回以上)
- バランスの取れた食事
トリガーの回避
- 特定の食品(チョコ、チーズ)
- アルコール、カフェイン過剰
- 強い光、大きな音
ストレス管理
- リラクゼーション法
- マインドフルネス
- 認知行動療法
姿勢の改善
- デスクワーク時の姿勢
- 枕の高さ調整
- 定期的なストレッチ
7. よくある質問(Q&A)
Q1. ナルティークを飲んでも全く効かない場合、もう一度飲んでもいいですか?
A. いいえ。ナルティークは1日あたりの総投与量が75mg(1錠)までと定められており、同じ発作に対して追加投与はできません。効果が不十分な場合は、次回の発作から別の治療薬の使用を検討するか、医師に相談してください。トリプタン製剤のように追加投与の設定がない点に注意が必要です。
Q2. ナルティークとトリプタンを同じ日に使ってもいいですか?
A. 現時点では、ナルティークと他の片頭痛急性期治療薬の同日併用に関する明確なデータは限定的です。原則として、医師の指示なく併用することは避けてください。トリプタン製剤同士やエルゴタミン製剤との同日併用は禁止されていますが、ナルティークについては主治医と相談して判断する必要があります。
Q3. ナルティークが効かない人の割合はどのくらいですか?
A. 国内臨床試験では、約60~70%の患者さんで2時間後の頭痛改善が認められましたが、完全消失に至ったのは約32%でした。逆に言えば約7割の方は完全消失には至らなかったことになります。ただし、「完全消失しない=効果がない」ではありません。頭痛の軽減や随伴症状の改善など、部分的な効果が得られている可能性もあります。個人差が大きいため、効果がない場合は他の治療法を検討することが重要です。
Q4. ナルティークは薬物乱用頭痛(MOH)を起こしやすいですか?
A. いいえ。ナルティークはトリプタン製剤などと異なり、薬物乱用頭痛のリスクが非常に低い薬剤です。国内外の臨床試験(最長52週間投与)においても、MOHの発生例は報告されていません。隔日投与による予防使用でも安全に使用できます。これはCGRP受容体拮抗薬の大きな利点の一つです。
Q5. ナルティークの効果はどのくらいで実感できますか?
A. 臨床試験では、服用後2時間の時点で効果を評価しています。多くの患者さんは1~2時間で何らかの改善を実感しますが、効果発現までの時間には個人差があり、服用タイミングや頭痛の強さによっても変わります。2時間経っても効果が感じられない場合は、次回以降の服用タイミングを早めることを検討してください。
まとめ:ナルティークが効かない時の5つのポイント
1. 効果には個人差がある
臨床試験では約3人に1人が2時間後に頭痛完全消失。約7割は完全消失に至らないが、部分的な改善効果も期待できる。現実的な期待値を持つことが重要。
2. 服用タイミングが重要
頭痛を感じ始めた早期段階での服用が効果的。頭痛のピーク時や長時間経過後では効果が減弱する可能性。
3. 他の治療法も検討
効果不十分な場合は、トリプタン製剤、ラスミジタンなど作用機序が異なる薬剤への変更を医師と相談。
4. 予防治療の現実的な効果
隔日投与による予防治療で月あたり約2日程度の減少。MOHリスクは低いが、より強力な予防が必要な場合は他の選択肢も検討。
5. 自己判断での中止は禁物
効果が感じられなくても、自己判断で服用を中止しないでください。必ず主治医に相談し、頭痛日誌をつけて詳細な情報を共有することが重要です。
片頭痛治療には多くの選択肢があります。患者さん一人ひとりに最適な治療法を見つけることが、片頭痛からの卒業への道です。
いわた脳神経外科クリニックでは、頭痛専門医が患者さんの症状に合わせた最適な治療プランをご提案します。頭痛でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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当院では、頭痛の悩みにしっかり寄り添います。また当院公式LINEにてご質問等をお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
参考文献
- Croop, R., Goadsby, P.J., Stock, D.A., Conway, C.M., Forshaw, M., Stock, E.G., Coric, V. and Lipton, R.B. (2019) ‘Efficacy, safety, and tolerability of rimegepant orally disintegrating tablet for the acute treatment of migraine: a randomised, phase 3, double-blind, placebo-controlled trial’, The Lancet, 394(10200), pp. 737-745. doi:10.1016/S0140-6736(19)31606-X.
- Lipton, R.B., Croop, R., Stock, E.G., Stock, D.A., Morris, B.A., Frost, M., Dubowchik, G.M., Conway, C.M., Coric, V., and Goadsby, P.J. (2019) ‘Rimegepant, an oral calcitonin gene-related peptide receptor antagonist, for migraine’, New England Journal of Medicine, 381(2), pp. 142-149. doi:10.1056/NEJMoa1811090.
- Johnston, K., Harris, L., Powell, L., Popoff, E., Coric, V., L’Italien, G. and Schreiber, C.P. (2022) ‘Monthly migraine days, tablet utilization, and quality of life associated with Rimegepant – post hoc results from an open label safety study (BHV3000–201)’, The Journal of Headache and Pain, 23:10. doi:10.1186/s10194-021-01378-5.
- ファイザー株式会社 (2025) ‘ナルティークOD錠75mg 添付文書’. 2025年9月作成(第1版).
- ファイザー株式会社 (2025) ‘ナルティークOD錠75mg 適正使用ガイド’. 2025年9月作成.
- Pfizer (2025) ‘片頭痛の急性期治療および発症抑制の両方を適応とする経口薬「ナルティークOD錠75mg」製造販売承認取得’. Available at: https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2025/2025-09-19 (Accessed: 19 November 2025).
- 日本頭痛学会 (2013) ‘慢性頭痛の診療ガイドライン2013’. Available at: https://www.jhsnet.net/GUIDELINE/gl2013/114-144_2-2.pdf (Accessed: 19 November 2025).
- Medical Tribune (2025) ‘片頭痛発作の急性期治療と発症抑制の両方に有効な経口薬’, 日経メディカル. Available at: https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202510/590577.html (Accessed: 19 November 2025).













