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コラム

【ありしゃんも実践】赤ちゃんのヘルメット治療とは?効果・費用・開始時期を専門医が解説

人気インフルエンサー「ありしゃん」さんが、双子のお子さん(ピー君とりーちゃん)のヘルメット治療について、YouTubeで詳しく紹介されました。
「双子で窮屈な胎内にいたから、頭の形が心配だった」
「絶壁防止枕を試したり、寝る向きをこまめに変えたりしたけど…」
「高額な治療だけど、この子の長い人生のためにやってあげたい」


このリアルな想いと経験談は、多くの保護者から「うちも同じ」「悩んでいたけど、勇気が出た」というコメントが寄せられています。
本記事では、ありしゃんさんの動画で語られた治療の実際を紹介しながら、いわた脳神経外科クリニックのヘルメット治療について詳しくお伝えします。


結論

  • ヘルメット治療は医療行為:美容目的ではなく、頭蓋骨の歪みを矯正する治療です。
  • 当院の治療実績:斜頭の81%が軽症レベルまで改善、短頭は100%が軽症まで改善。
  • 小児脳神経外科専門医が対応:経験豊富な専門医チームが安全にサポートします。
  • まずは3D計測で診断:初診3,300円+3D撮影3,500円で、頭のゆがみを数値化できます。

ポイント:いわた脳神経外科クリニックでは、小児脳神経外科専門医による安全で確実なヘルメット治療を提供。まずは3D計測で現状を正しく認識することから始めます。



目次



ありしゃんさんが語る、ヘルメット治療を決めた理由

人気YouTuber「ありしゃん」さんが、双子のピー君とりーちゃんのヘルメット治療について、詳しく紹介されています。
この動画は、治療を強く勧める内容ではなく、ありしゃんさん自身の経験に基づいたリアルな情報共有として制作されています。

※当院とは別のクリニックによる施術です。



なぜ治療を決めたのか

ありしゃんさんは、お子さんが双子であることから、以下のような心配がありました。

  • 窮屈な胎内環境:双子で子宮内に二人いたため、頭の形に影響が出やすい。
  • 経腟分娩の予定:下から産む予定だったため、産道を通る際の圧迫も懸念。
  • 新生児期からの絶壁:生まれた時から後頭部が平らで、向き癖もあった。

妊娠中から「もし頭の形が悪ければ、治療をしてあげたい」と考えていたそうです。
そして生後4か月の時点で専門医の診断を受け、治療を開始しました。


診断結果

専門機械でスキャンした結果、以下のように診断されました。

お子さん診断判断
りーちゃん 中等度頭蓋骨変形 治療を強く推奨
ピー君 軽症(正常ではない) 治療推奨

診断を受け、「やった方がいい」という専門医の判断を踏まえ、治療を開始することを決めました。


「親のエゴではないか」という声もあるけれど…
ありしゃんさんは動画の中で、こう語っています。
「高額な治療だし、親のエゴだという意見もあると思います。でも、やってあげられる環境にあるなら、この子の長い人生のためにやってあげたい

この言葉に、多くの保護者が共感し、「私も同じ気持ち」というコメントが寄せられています。



ヘルメット治療は「医療行為」― 美容目的ではありません

ありしゃんさんも動画で強調していますが、ヘルメット治療は「医療行為」であり、美容整形や美容目的ではありません。
「やらなくてもいい子はやらない」というのが大前提で、専門家の診察と検査の上で、必要だと判断された子だけが受ける治療です。


治療の目的

ヘルメット治療の目的は、頭蓋骨の歪みの矯正です。
本来成長するはずの頭蓋骨が、向き癖などによる圧迫で適切に成長できなかった歪みを改善するためのものです。


頭の形のゆがみの原因

頭の形のゆがみの原因の多くは、位置的頭蓋変形症と呼ばれる外力による頭蓋変形です。
向き癖等によって頭の同一部位が圧迫され続けることで平らになりゆがみが生じます。

  • 斜頭症:頭を上から見たときに左右のどちらかが斜めに凹んでいる
  • 短頭症:頭の横幅より奥行が短い(絶壁)
  • 長頭症:頭の横幅が狭く、奥行きが長い

病的な頭のゆがみとの区別

位置的頭蓋変形症以外に、頭蓋骨縫合早期癒合症という骨の病気があります(出生児の0.04〜0.1%)。
外見だけでは区別がつかない場合があるため、当院では必要に応じて頭部レントゲンや頭部CT検査で確認します。


医療行為だからこそ、専門医の診断が必要
いわた脳神経外科クリニックでは、小児脳神経外科専門医が診察を行います。
まずは3D計測で頭のゆがみを数値化し、治療が必要かどうかを客観的に判断します。



いわた脳神経外科クリニックの特徴

当院では、小児脳神経外科疾患に経験豊富な専門医がヘルメット治療を担当します。
「ヘルメット治療ありき」ではなく、お子さまの現状を正しく認識し、最適な対処法を一緒に考えることを大切にしています。


専門医チーム

医師専門資格診療時間
岩田 亮一(院長) 脳神経外科専門医
トロント小児病院 留学
通常診療時間
大重 英行 小児脳神経外科専門医
脳神経外科専門医
木曜 13:00〜19:00

当院の治療実績(卒業30例のまとめ)

安全で確実な効果を提供するため、ヘルメット治療はかぶるだけでなく、アフターフォローが重要です。

斜頭の治療実績

  • 完全に治癒(正常化)した症例:27例中16例で60%
  • 軽症レベルまで改善した症例:27例中22例で81%

短頭の治療実績

  • 完全に治癒した症例:10例中5例で50%
  • 軽症まで改善した症例:10例中10例で100%

※短頭は改善に時間を要します


3Dスキャナーによる正確な計測

当院では、3Dスキャナーで頭部形状を正確に計測し、ゆがみの程度を数値化します。
オーダーメイドのヘルメットは、この3Dデータを元に設計され、3Dプリンターで製造されます。


治療の原理

ヘルメット治療は、頭に圧力をかけて形を変形させるものではありません。
あくまでも赤ちゃん自らの頭蓋成長を原動力にしています。

  • 頭の平らになっている部分に空間をつくる
  • 頭が早く成長している部分には成長を待機してもらう
  • 結果、頭の成長とともに平らな部分にも成長が追いつき、頭の形が整う

当院はヘルメット治療ありきではありません
お子さまの頭のゆがみが気になる場合は、お気軽にご相談ください。
ご希望に応じて、3D計測で頭のゆがみを数値で診断いたします。
現状を正しく認識し、最適な対処法を一緒に考えます。



治療の流れと料金

治療の流れ

ステップ内容期間
①初診・診察 専門医が診察、頭のゆがみの程度を確認 初回
②3D撮影 3Dスキャナーで頭部形状を計測、数値化 初回
③ヘルメット作成 オーダーメイドでヘルメットを設計・製造 約2週間
④治療開始 ヘルメット装着、使用方法・注意点の説明
1日23時間装着
平均6か月
(ベビーバンド:3〜4か月)
⑤定期健診 月1回通院、3D撮影で経過確認
ヘルメット内のクッション調整
治療期間中

料金(税込)※2025年5月1日より料金改定

赤ちゃんの頭のゆがみに対する矯正ヘルメット治療は、全額自費診療になります。
※初診のみのご相談も受け付けております。

初診

項目料金
初診料 3,300円
3D撮影料 3,500円(5月1日より改定)

まずは初診(3,300円)+3D撮影(3,500円)で、お子さまの頭のゆがみを数値化することから始めます。
治療が必要かどうかは、専門医が客観的データをもとに判断いたします。


ヘルメット治療の料金

ヘルメット治療の詳細な料金については、診察時にご説明いたします。
※オーダーメイド品のため、お申込み後のキャンセルはできません。


装着時間記録アプリ

治療期間中は、専用アプリで装着時間を記録できます。
先生とヘルメット治療の経過を共有し、装着時に起こったことや気づいたことをメモできます。


ありしゃんさんからのアドバイス
「高額な買い物だからこそ、少しでも心配であれば、カウンセリングだけでも病院に行って話を聞き、機械でデータを視覚化して確認することが安心につながる」

まずは初診+3D撮影(合計6,800円)で、お子さまの現状を正しく知ることから始めましょう。



よくある質問

Q. 頭が歪んでいる気がします、自然に治るのでしょうか?

A. 低月齢で軽度なら自然改善の可能性も。重度は治療が必要です。

低月齢で頭のゆがみが軽度の場合には、緩やかにゆがみが軽減されていくことがあります。
しかし、低月齢で重度のゆがみがある場合には、首振りや寝返りが出来るようになる前に歪みが進行してしまうことがあります。
重度のゆがみは、自然治癒が難しいという研究結果があります。


Q. ヘルメット治療の適用はどのような場合ですか?

A. 病的なゆがみの疑いがなく、中等症以上と診断されたお子様が対象です。

病的なゆがみの疑いがなく、中等症以上と診断されたお子様が対象となります。
短頭症に該当する方もヘルメット治療の対象になります。


Q. ヘルメット治療以外の治療法はありますか?

A. 理学療法として、体位変換とタミータイムがあります。

理学療法として、体位変換とタミータイム(腹ばい運動)があります。
赤ちゃんの頭が同じ方向で圧を受けないように向きをかえてください。
月齢が高くなると期待できる効果は薄くなるとされています。


Q. 1日の装着時間を教えてください

A. 目標は23時間装着です。お風呂、お手入れ、休憩は適宜行います。

目標は23時間装着です。
お風呂、ヘルメットのお手入れ、休憩は適宜行ってください。
ありしゃんさんのお子さんも、「起きたら外れてしまうくらい緩い」装着感で、嫌がる様子はないそうです。


Q. どのくらいの期間通院が必要ですか?

A. 平均治療期間は6か月。月1回の定期健診が必要です。

平均治療期間は6か月です。ベビーバンドの場合は、平均して3〜4か月程度で治療終了となります。
当院にて約1か月ごとに経過の確認を行います。


Q. 重度のゆがみの場合には保険適用になりますか?

A. ヘルメット治療は歪みの重症度に関わらず自費診療です。

ヘルメット治療は歪みの重症度に関わらず自費での診療となります。


まとめ

  • いわた脳神経外科クリニックは、小児脳神経外科専門医が対応します。
  • 治療実績:斜頭81%、短頭100%が軽症レベルまで改善。
  • まずは初診(3,300円)+3D撮影(3,500円)で現状を確認。
  • ご不明点は、公式LINEまたはオンライン予約でお問い合わせください。

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