おかげさまで、いわた脳神経外科クリニックは2025年12月1日をもちまして、開院5周年を迎えることとなりました。
 
これもひとえに、ご来院くださる患者様、そして当クリニックを温かく支えてくださる地域の皆様のご支援の賜物と、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
 
「脳神経外科」と聞くと、「突然の激しい頭痛」「命に関わる病気」といった、重篤なイメージを思い浮かべる方が多いかもしれません。また、敷居が高く「紹介状がないと受診できないのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
 
もちろん、当クリニックでは手術が必要な患者様を迅速に診断し、連携する病院へつなぐ体制を整えております。治療を終え、「回復しました」と元気なお顔でご挨拶に来てくださる患者様の姿は、私たちにとって何よりの喜びです。
 
しかし、私たちが開院以来、最も力を注いできたことの一つが、**「検査をしても異常なしと言われる頭痛」**の診療です。
 
命に別状がなくとも、つらい頭痛に悩まされ、仕事や日常に支障が出ている方は数多くいらっしゃいます。特に、多忙な「働き世代」の皆様にとって、頭痛は生活の質(QOL)を大きく左右する深刻な問題です。
 
私たちは、そのような患者様お一人おひとりの声に「愚直に」耳を傾け、日本頭痛学会専門医・指導医・代議員としての知見に基づいた診療を続けてまいりました。
 
開院当初からのこの思いが、少しずつ地域の皆様からの信頼の輪を広げ、今では野江の地から大阪市全域、さらには全国から患者様がお越しくださるようになりました。
 
私たちが目指すのは、単に病気を治すことだけではありません。**「患者様の人生の価値をあげる医療」**を提供することです。現在、国立大阪医療センターや大阪大学附属病院・京都府立医科大学付属病院・関西医科大学病院・北野病院からの応援医師とも密に連携し、1日に200名以上の患者様を診察できる体制を整え、可能な限り多くの方のお悩みに応えようと努めています。
 
これからも「気になることがあれば、まずはいわた脳神経外科へ」と頼っていただけるクリニックであるために。 そして**「野江から世界一の頭痛診療を発信する」**という志を胸に、高バリューの医療を提供し続けてまいります。
 
今後とも、いわた脳神経外科クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。
 
いわた脳神経外科クリニック
院長 岩田 亮一