いわた脳神経外科クリニック院長の岩田亮一です。
 
おかげさまで、いわた脳神経外科クリニックは2020年12月1日に開院してから、3周年を迎えることができました。
支えてくださる患者様のおかげで、こうして成長を続けられています。本当にありがとうございます。
 
振り返ってみると、当院はコロナ禍の真っ只中に開院しました。
内覧会をやるべきかとても悩みましたが、多くの方にお祝いのお言葉をいただきとても嬉しかったです。私は枚方市で勤務しておりましたので、野江の土地はゆかりがない場所でしたが、信頼できる藍の都の脳神経外科病院理事長の佐々木先生や済生会野江病院の救急科部長の鈴木先生に助言をいただきながら開業に踏み切ることができました。地域に貢献したいという思いから、即日MRI診断を開始して、危険な頭痛の早期発見や、コロナワクチンを当院スタッフ全員で力を合わせて取り組みました。
また、阿倍野にて遠隔発熱外来を行い、2つの無料PCRセンターも運営いたしました。コロナという強烈な社会問題に対して、身を粉にし最大限の貢献ができたと誇りに思っています。
 
いわた脳神経外科クリニックでは、危険な頭痛の早期発見に重きをおいていましたが、MRIで異常がない頭痛患者さんが、どこで治療してもらえるのかと路頭に迷い頭痛難民になっている事に気づきました。片頭痛を「どげんかせんといかん」と思っている時に、CGRP製剤が登場しました。複数のランダム化試験で、その有効性と安全性が評価され、ガイドラインでもグレードAで推奨されています。つまり、全ての片頭痛患者さんにCGRP製剤を使ってあげたいというビジョンのもとさまざまな工夫を行ってきました。その結果、大阪で一位・日本で三位の実績を出すことができました。
 
命を助ける脳外科医から、日常生活の質をあげる頭痛専門医として活動してきましたが、開業4年目は、赤ちゃんの頭のかたち外来や認知症予防サプリをはじめとした新たな治療を導入し、さらに患者様に満足いただけるよう邁進していく所存です。
今後とも、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
 
いわた脳神経外科クリニック
院長 岩田亮一
【資格:頭痛専門医・脳神経外科専門医 保有】